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冬の暮らしを楽にする!北海道で人気の平屋建て替えの魅力

公開日:2025.10.15

◇ 冬の暮らしを楽にする!北海道で人気の平屋建て替えの魅力 ◇

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雪かきや寒さ対策など、暮らしに手間がかかり、悩みが多い北海道の冬を快適にするとして注目されている「平屋住宅への建て替え」。

階段がなく生活がしやすいワンフロアの平屋は、雪国ならではのさまざまな負担が減り、暮らしやすく快適な空間です。

今回のコラムでは、北海道で平屋が選ばれる理由として、その魅力や気を付けるべきポイント、そして建て替え時に意識したいことなどをご紹介します。

ぜひ最後までお読みください。

目次

1. 北海道で「平屋住宅」が選ばれる理由とは?

北海道の冬は、厳しい寒さや積雪、毎日の除雪作業など、暮らしに負担が多い季節。

暖房にかかる光熱費の負担、そして特に屋根の雪下ろしは、戸建ての家を持つ人にとって避けられない悩みの一つです。

このような悩みの多い北海道の冬に対し、今回ご紹介する「平屋住宅」は、寒冷地特有の課題や負担が軽減できる住まいの選択肢として注目を集めています。

 

その大きな理由の一つとして挙げられるのが“暖房効率”の高さ。

ワンフロアでまとめられた平屋は2階建てのように温かい空気が上階に逃げることがありません。

 

また、壁の面積が少ないシンプルな構造は外気に触れる部分が減るため、断熱・気密の施工を効率的に行いやすく、壁・床の断熱工事や全館空調といった室内温度を快適にする設備や仕様も取り入れやすいのが特長です。

 

少ないエネルギーで家全体を暖めやすい構造にすることで光熱費を抑え、寒さが厳しい北海道の暮らしにも大きな安心につながります。

 

そして、積雪が多い地域では、屋根に積もった雪への対処のしやすさも平屋の魅力。

2階建てと比べて屋根の高さが低く、また、屋根の形状をシンプルにすることができるため、雪下ろしがしやすく、除雪の負担が軽減します。

 

このように、冬ならではの課題・お悩みを解消する平屋の住宅。ぜひ、建て替えの際の候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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2. 平屋の暮らしやすさと注意点をあわせてチェック

平屋の大きな魅力は、なんといっても日常の暮らしやすさです。

 

階段がなくワンフロアで生活が完結することで移動が楽になるため、荷物の移動や洗濯・掃除など、家事が楽になり、小さいお子さんがいるご家庭やご高齢の方にも安心。

幅広い世代におすすめです。

 

そしてもう一つ、「家族の気配を感じやすいこと」も平屋の暮らしやすさの一つ。

ワンフロアの設計は、顔を合わせる機会が増え、会話やコミュニケーションが生まれやすい住まいになります。

子育て世帯だけでなく、どのような家族構成であっても、家族と生活のつながりを大切にできるのが平屋の良さですね。

 

一方で、注意したい点もありますので合わせてご紹介します。

まず最初に、土地の広さについてですが、平屋の場合、ワンフロアに全ての部屋を配置するため、2階建てに比べるとどうしても広めの敷地が必要になります。

ご家族の人数や必要な部屋数に応じて、検討段階でしっかりと考慮するようにしましょう。

 

また、2階がない分、屋根からの寒さや暑さが伝わりやすいため、屋根の断熱をしっかり行うことが大切です。

冬の暖房効率を高めるだけでなく、夏場の室温上昇を防ぐためにも欠かせない工夫になります。

 

さらに、基礎工事の面積が広くなることも注意点の一つです。

同じ延床面積でも2階建てに比べて基礎部分が大きくなるため、基礎工事にかかる費用が割高になりやすい傾向がありますので、コストバランスも考慮して全体の予算と建築計画を立てることに注意しましょう。

 

このように、「暮らしやすさ」と「注意点」を理解したうえで、それぞれの生活スタイルに合ったお住まいをプランニングすることが平屋への建て替えのポイントです。

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3. 北海道の平屋を快適にするための大事なポイント

こちらの目次では、「北海道の平屋を一年中快適に保つ」ために大事なポイントを3つ、ご紹介します。

 

■ 断熱と気密

寒さの厳しい北海道で平屋を建てる際には、建物全体を包み込むような断熱計画にすることで、外からの冷気がシャットアウトされ、家全体が暖まりやすくなります。

まず気になるのが窓やサッシの断熱性。断熱性を高め、すき間風を抑える気密施工を丁寧に行うことが、寒さを感じにくい住環境づくりのポイントです。

また、屋根や壁、床下の断熱も重要です。

窓やサッシだけではなく、家全体において高気密・高断熱を徹底することで、室内の快適性は一気に高まります。

 

■ 暮らしやすい動線設計

平屋はワンフロアでの生活のため、間取りの工夫次第で暮らしやすさが大きく変わります。

たとえば、「脱衣→洗濯(洗う)→干す・畳む・しまう」までを一か所で完結させる家事動線や、洗面・脱衣所と寝室のつながりを意識することで、家事が楽に、そして生活もしやすくなり、結果的に家の中の整理・整頓もしやすくなるという好循環が生まれます。

 

■ 設備の工夫と快適性

北海道のような寒冷地では、家を建てる時の設備選びが、建てた後の住み心地を左右します。

例えば全館空調や熱交換換気システムといった空気を管理する設備は、家全体の温度を一定に保ち、冬の結露や乾燥といった問題を防ぐことができます。

また、床暖房を取り入れると、足元から部屋全体がやさしく暖まり、上半身だけが暑いということが少なくなります。

 

このように、断熱・動線・設備の三つをしっかりと考えながら丁寧に計画することが、納得のいく平屋への建て替えにおいて非常に大切なポイントです。

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4. まとめ

近年、北海道では「平屋住宅」に関心を持つ方が増えてきています。

寒さや雪の処理といった悩みの多い北海道の冬も、暮らしやすく快適な家に住みたい、と願う方にとって、家自体の造りや動線・間取りがシンプルな平屋は理想的な住まいの選択肢です。

 

実際に建て替えや新築を検討される際は、地域の気候や暮らし方をよく知る専門家と一緒に進めていくことを大切にしましょう。

 

建築舎では、北海道の気候に合わせた高断熱・高気密、そして何よりも「安心できる」平屋づくりをご提案しています。

長く安心して暮らすための住まいのご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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