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戸建てリノベーションで失敗しないために!まずは全体の流れを知っておこう

公開日:2024.02.18

◇ 戸建てリノベーションで失敗しないために!まずは全体の流れを知っておこう ◇

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古い住宅をリノベーションをしたいけれど、何から始めればいいのだろう…

リノベーションを決めたものの、実際にはどういう流れで進んでいくのかイメージしにくいですよね。

このコラムでは、リノベーションの流れについてご紹介します。

リノベーションで失敗しないためにも、実際の流れを把握しておきましょう。

目次

1. 1.まずは物件選び~物件購入・資金計画も忘れずに

リノベーションをするにあたり、親御さんや親族の方から中古物件を譲り受ける場合もありますが、物件を所有していない人は、物件探しからスタートです。
ポータルサイトなどから探すこともできますが、最新の情報はポータルサイトには掲載されていない場合もあります。物件選びの段階からリノベーションに詳しい建築会社に相談してみるのもおすすめです。

 

■どんな家に住みたいのか、理想の住まいを書き出してみよう

お子様の小学校の学区など希望のエリアや、交通機関、買い物などの利便性や周辺環境を整理しましょう。優先順位をつけて自分の理想を整理することで、希望の物件を見つけやすくなります。

 

■資金計画

中古物件を探しに行く前に、資金計画を立てることは重要です。

頭金はどれくらい出せるのか、毎月いくら返済できるのかを考えて、「総予算」を決めましょう。

物件購入に予算を当てすぎてしまうと、リノベーション費用が足りなくなってしまうことも考えられます。

「総予算」を確認し、資金計画をしっかりと立てることで、理想のリノベーションを実現しましょう。

 

■物件を内覧する

書き出した優先順位をもとに、希望の物件を実際に内覧します。

隣家との距離や、陽当たりを実際に想像できるのがリノベーションの魅力のひとつ。

また内覧の際は、リノベーションの業者に立ち会ってもらうのが良いでしょう。

構造上の問題もあるため、理想の住まいにできるかどうか、相談しながら内覧しましょう。

建築舎ではお客様のご要望をお伺いしながら、物件探しもお手伝いいたします。

 

■住宅ローンの事前審査

住宅ローンを正式に申し込む前に、事前審査をします。

実際に住宅ローンを利用することができるかどうか、金融機関が最小限の情報で短期間に判断してくれます。

不動産の売買契約時に事前審査でもたついてしまうと、希望の物件が売れてしまう場合も。

そうならないためにも、早めに住宅ローンの事前審査をしておきましょう。

 

■物件購入・住宅ローン本審査

希望の物件を見つけたら、物件購入の売買契約です。

物件の売買契約をしたら、住宅ローンの本審査になります。事前審査よりも詳細に審査が行われますが、正直に事実を伝えましょう。

本審査を通過すれば、住宅ローンの契約になります。

住宅ローンの契約後は物件の決済をして、引き渡しが終われば、無事物件の購入が完了します。

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2. 2.リノベーションのプランを立てる

物件が決まったら、いよいよリノベーションの計画を進めていきます。

またすでに親御さんからの相続などで物件を所有している人は、こちらからのスタートになります。

 

■ヒアリング・現地調査

どのようなリノベーションをしたいのか、理想の間取りやイメージをヒアリングします。

そのイメージを元に業者が現地調査を行い、希望通りにリノベーションできるかどうか、どのような工事が必要か、調査を行います。

 

■プランの提案、設計

現地調査を踏まえてリノベーションプランが提案されます。

プランを元に、設計士と間取りや内装・外装の打ち合わせを行います。

その際、SNSやリノベーション事例などで、理想のイメージや画像を集めておきましょう。より具体的に設計士にイメージを伝えることができるため、希望を共有しやすくなります。

提案されたプランが自分の理想の空間になるかどうか、しっかりと確認し要望を伝えましょう。

実際のリノベーションが希望通りになるように、どんな小さなことでも遠慮なく伝えてくださいね。

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3. 3.施工・引き渡し

いよいよ施工開始。リノベーションの流れとしては以下のようになります。

 

▪️解体工事

解体工事は、元の建物の一部または全体を撤去する工程です。古くなったり、構造的な問題がある部分を取り壊し、新しい構造や設備の導入のためのスペースを確保します。解体は手作業で行われる事も多く、機械で取り壊す建て替え工事よりも難易度が高い要素になります。

▪️基礎補強・耐震補強工事

基礎補強は、建物の基礎を強化して地盤の不安定さや劣化に対処する工程です。耐震補強は、地震に対する建物の強度を向上させる工事で、補強材料や補強壁の設置などが含まれます。これにより、安全性と耐久性が向上します。

▪️断熱改修工事

断熱改修工事は、建物の壁内や屋根、床などに断熱材を施し、断熱性能を向上させる工程です。適切な断熱はエネルギー効率の向上や快適な室内環境の確保に寄与します。

▪️防湿・気密工事

防湿・気密工事は、建物内外の湿気や空気の流れを制御する工程です。適切な気密性と防湿対策は、建物内の湿気や結露を防ぎ、健康的で快適な住環境を実現します。

▪️配管・配線交換工事

古い配管や電気配線の劣化や安全性の低下に対処するため、新しい配管や配線に交換する工事です。これにより、水漏れや火災のリスクを軽減し、現代の利便性に対応します。

▪️内装工事

内装工事は、建物内部の仕上げや装飾を行う工程で、床材の張替え、クロスの貼り替え、天井の塗装などが含まれます。これにより、新しいデザインや機能性を取り入れ、住空間をリフレッシュします。

工事が完了したら、業者と一緒に竣工検査を行います。

壁紙や設備など、打ち合わせ通りになっているか、キズはないか、水回りの設備はきちんと使用できるか、自分の目でしっかりと確認しましょう。

不具合などがなければ、引き渡しになります。

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4. 4.まとめ

リノベーションは、おおまかに物件選び→プランニング→施工の流れで進んでいきます。

建築舎ではリノベーションの施工工事において、基礎を補強するために高速道路にも使用されている補強材(炭素繊維)を使用する他、断熱改修工事や防湿・気密工事に特に力を入れ、安心・安全で快適な住まいをご提供しています。

物件選びや、ローン選びのお手伝いなどもしていますので、お気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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