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戸建てフルリノベーションの費用相場ってどれくらい?

公開日:2024.02.26

◇ 戸建てフルリノベーションの費用相場ってどれくらい? ◇

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譲り受ける予定の実家をリノベーションしたい・中古住宅を購入してリノベーションしたい。そんな時に一番気になるのは費用面ではないでしょうか。昨今では耳馴染みも深い「リノベーション」という言葉ですが、実際にどれくらいの費用が必要なのか、戸建てリノベーションの費用相場について詳しく解説しています。

目次

1. 1.リノベーションとリフォームで大きく異なる費用相場

まずはじめに知っておきたいのは、リノベーションとリフォームの違い。混同されることが多い「リノベーション」と「リフォーム」ですが、実は内容が大きく異なります。費用にも大きな差が出るため、この違いを抑えておくことが重要です。

▪️リフォームとは
修繕や改修に焦点を当てたもの。クロスや床、外壁の張り替えや、水回りの交換など、部分的または全体的に、見た目を新築のように改修する内容がこれにあたります。

▪️リノベーションとは
一方で、建物全体の改造や機能の変更を含むのがリノベーションです。構造に影響のない範囲内で間取りを変更したり、エネルギー効率の向上を目指す断熱工事なども行います。構造部分のダメージも調査しながら、古くなった箇所を取り替える必要も出てくるため、骨組みの状態まで解体するケースも。
このように、基礎と骨組みの状態になるまで解体するリノベーションのことを「スケルトンリノベーション」「フルリノベーション」などと言ったりもします。

このように、一口に「リノベーション」と言っても、程度も幅広く、個人や企業での解釈も様々なのが現状。一見低コストに見えても、内容が「リフォーム」であったり、部分的なリノベーションであったりする場合もあるため、表面上の金額で判断せずに内容をしっかりと確認することが大切です。

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2. 2.一般的な戸建てリノベーションの費用相場

上述したように、リノベーションの費用はスケールや範囲によって大きく異なります。今回は、一般的な戸建て住宅のフルリノベーションの場合の費用相場を挙げてみましょう。

戸建てリノベーションの場合、費用相場としては1,500万〜2,500万円(延床面積が約30坪の一般的な戸建住宅)、注文住宅のように細部までこだわっていくと、オプションとして加算され、2,500万円を超えるになる場合もあります。

また、水回りを綺麗にしたい・クロスや見た目を修繕・改修したい場合は、骨組みになるまで解体することなく、フルリフォームにとどめることで費用が抑えられます。

しかし築年数が古い物件など建物の状態によっては、部分的・表面的な改修だけでは、逆に数年後に修繕費がかさんでしまうことがあります。

コストを抑えながら綺麗にしたいのか、長い目で見てランニングコストや光熱費を抑えられる家に造り替えたいのか、実現したい暮らしについて、先を見据えてじっくり考えて選択をしましょう。

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3. 3.リノベーションの会社を選ぶ際のポイント

ここまでで、リノベーションの費用相場について言及してきました。これらを踏まえて、リノベーション会社を選ぶ際に考慮すべきポイントを、3つお伝えします。

▪️実績と評判
リノベーション会社の実績や評判は、信頼性や仕事の質を評価する上で非常に重要です。過去の建築実例やクライアントのレビューを確認し、その会社がどれだけ成功したプロジェクトを手がけてきたかを確認しましょう。口コミやオンラインのレビューサイトでの評価も参考になります。

▪️専門性と経験
リノベーション会社がどれだけの経験と専門知識を持っているかも大切なポイントです。特に「リノベーション」は、元の住宅の状態に応じて臨機応変な工事が必要なため、新築を建てるよりも大工の技術を要する分野でもあるのです。特定のスタイルや特殊な要望に対応できるかなどを確認しましょう。

▪️予算と透明性
リノベーションにおいては、予算の透明性が非常に重要です。見積もりや契約書が詳細で、予期せぬ追加費用が発生しないか、また発生した場合の対応が明確かどうかが非常に重要です。予算に関するコミュニケーションが円滑であるかどうかも確認しましょう。

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4. 4.まとめ

以上のように、リノベーションの費用を検討する際には、まずリフォームとリノベーションの違いを正しく知り、提供する会社が謳う「リノベーション」の範囲がどこまでなのかを把握する必要があります。一時的な費用のことだけではなく、長い目で見た時のランニングコストにも注目し、理想のマイホームを手に入れましょう。
株式会社建築舎は、創業当時からリノベーションにこだわり、骨組みまで解体し、エネルギー効率を上昇させる高い断熱・気密性を重視した戸建てフルリノベーションを行ってきました。見た目だけでなく、住み心地やランニングコストも考えた省エネルギーの住まいをお探しの方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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