建築舎のコラム
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電気式とガス式乾燥機は何が違う?失敗しない選び方を分かりやすく解説
公開日:2024.07.10
更新日:2026.01.13
◇ 電気式とガス式乾燥機は何が違う?失敗しない選び方を分かりやすく解説 ◇
雨や雪の日が続いたり、花粉や黄砂が気になったりすると、洗濯物を外に干すことがままならずストレスに感じるものです。
最近では、建て替えやリフォームをきっかけに衣類乾燥機の導入を検討するご家庭も増えていますが、「電気式とガス式では何が違うの?」「自分の暮らしに合うのはどっち?」と迷う方も少なくありません。今回のコラムでは、電気式乾燥機とガス式乾燥機の違いを、仕組みや使い勝手、設置条件といった観点から整理し、失敗しない選び方を掘り下げて解説します。
後半では、雪や曇りの日が多い寒冷地ならではの洗濯事情を踏まえ、ガス乾燥機「乾太くん」が選ばれている理由についてもご紹介しますのでぜひ参考になさってください。
目次
1. 電気式乾燥機とガス式乾燥機の違い
2. 乾燥時間・使い勝手の違い ~毎日の洗濯で感じる差~
3. 設置条件などの住まいの条件で考える乾燥機の選び方
4. 雪や曇りの日が多い寒冷地では「乾太くん」がおすすめ
5. まとめ
1. 電気式乾燥機とガス式乾燥機の違い
衣類乾燥機には、大きく分けて「電気式」と「ガス式」の2種類があります。
どちらも、室内で洗濯物を乾かせる大変便利な設備ですが、乾燥の仕組みや仕上がりには違いがありますので、まずは、それぞれの基本的な特徴を押さえておきましょう。
❙ 電気式乾燥機の特徴
電気式乾燥機は、ヒーターやヒートポンプの熱を使って衣類を乾燥させるタイプです。
ドラム式洗濯機に乾燥機能として組み込まれているケースも多く、洗濯から乾燥までを一連の流れで行える手軽さが特徴といえます。
一方で、パワーはあまり強くなく、洗濯物の量が多い場合や厚手の衣類が多い場合は、完全に乾くまでに時間がかかりやすい傾向があるため、洗濯・乾燥の優先度が高くない場合は十分と言えます。
❙ ガス式乾燥機の特徴
ガス式乾燥機は、ガスを燃焼させた高温の温風を使って洗濯物を乾かす仕組みです。
パワフルな温風を一気に送り込むため、短時間でもしっかりと乾燥できる点が大きな特長です。
繊維の奥まで温風が行き渡ることで、タオルや衣類がふんわり仕上がりやすく、生乾き臭が発生しにくいというメリットもあります。
また、短時間で乾燥が完了するため、洗濯の回転効率を重視する家庭には向いている方式といえるでしょう。
~仕組みの違いが「乾き方」に影響する~
このように、電気式とガス式の最大の違いは、熱源と温風の強さであり、この違いが、乾燥時間や仕上がり、使い勝手の差となってきます。
電気式、ガス式、どちらが優れているというよりは、「手軽さ」「乾燥力」どちらを重視するかで選ぶべき設備が変わってくる、というのが実際のところです。
2. 乾燥時間・使い勝手の違い ~毎日の洗濯で感じる差~
電気式乾燥機とガス式乾燥機の違いについては先ほどの目次で簡単にお伝えしましたが、その違いは「仕組み」だけでなく、実際に使ったときの「体感」としても表れてきます。
特に差が出やすいのが、乾燥にかかる時間をはじめとする日常的な使い勝手の部分です。
❙ 乾燥時間の違い
電気式乾燥機は、比較的穏やかな温風でじっくり乾燥させるため、洗濯物の量や素材によっては時間がかかりやすい傾向があります。
少量の洗濯や、毎日こまめに使う場合であれば気になりにくい一方、まとめ洗いや厚手の衣類が多い場合は、乾燥が終わるまでの時間が長く感じられることもあります。
一方、ガス式乾燥機は高温の温風を一気に送り込むため、短時間で乾燥が完了しやすいのが特長です。
洗濯から乾燥までの流れがスムーズになり、家事時間の短縮につながりやすい点は、大きな違いといえるでしょう。
❙ 使い勝手・家事動線への影響
電気式乾燥機は、洗濯機と一体型になっている商品も多く、洗濯から乾燥までを自動で任せられるため、家事の手間を減らしたい方にとっては使いやすく導入しやすい点が魅力です。
一方のガス式乾燥機は、「洗濯」と「乾燥」を分けて考える必要はありますが、その分、洗濯と乾燥を同時進行できる、乾燥にかかる時間自体が短い、など、家事効率を高めやすい特徴があります。
洗濯回数が多い家庭や、家族人数が多い場合ほど、使い勝手の良さを実感しやすい設備です。
❙ コスト感の考え方
乾燥機のランニングコストは、使用頻度や洗濯量、契約している電気・ガスの料金プランによって体感が大きく変わります。
そのため、単純に「どちらが安い」と言い切ることは難しく、暮らし方に合った考え方が重要です。
一般的には、短時間で乾燥が完了する方式ほど使用時間が短くなりやすく、結果として負担を抑えやすい傾向があります。
実際の一例として<洗濯物5kg程度>を乾燥させた場合、
・ガス乾燥機「乾太くん(LPガス)」 約50分
・電気式乾燥機/ヒーター式 約280分
・電気式乾燥機/ヒートポンプ式 約150分
が目安となり、乾燥方式によって乾燥に要する時間には大きな差が出ることが分かります。
もちろん、電気代やガス代は地域や契約内容によって異なるため、乾燥時間だけで判断するのではなく、毎日使うのか、まとめ洗いが中心なのかといった生活リズムを踏まえ、「自分の使い方でストレスが少ないか」「家事全体の効率が上がるか」という視点で考えることが大切です。
3. 設置条件などの住まいの条件で考える乾燥機の選び方
電気式乾燥機とガス式乾燥機は、性能や使い勝手だけでなく、住まいの条件によって選びやすさが変わる設備でもあります。
どちらが良いかを判断する際は、今の住まいの状況や、建て替え・リフォームのタイミングを踏まえて考えましょう。
❙ 電気式乾燥機がおすすめのケース
電気式乾燥機は洗濯機と一体型の商品が多く、特別な設備工事を必要としないケースが一般的です。
既存の洗濯機置き場にそのまま設置できるため、導入のハードルが低く、大がかりな工事を伴わないリフォームでも検討しやすい点が特徴といえます。
また、ガス配管や排気ダクトの設置が不要なため、設置場所の制約が少ないこともメリットです。
「まずは乾燥機を使ってみたい」「住まいの条件を大きく変えずに導入したい」という場合には、選びやすい選択肢といえるでしょう。
❙ ガス式乾燥機がおすすめのケース
ガス式乾燥機を導入する場合は、ガス配管と、乾燥時に発生する排気を屋外へ逃がすための排気ダクトの設置が必要です。
設置場所には一定の条件がありますが、新築やリフォームのタイミングであれば、間取りや配管の再設計とあわせて検討しやすくなりますので、あらかじめ乾燥機の設置を想定しておくと、洗濯から乾燥までの家事動線を考えたレイアウトをつくりやすくなります。
❙ 暮らし方と住まいを踏まえた考え方
乾燥機選びでは、「性能の違い」だけでなく、住まいの条件と導入のタイミングをあわせて考えることが重要です。
既存の設備を大きく変えずに導入したいのか、建て替えやリフォームにあわせて効率よく行える環境を整えたい場合とで選択肢は変わってきますので、まずは「どの程度まで住まい側を調整できるのか」「今後の暮らし方をどうしたいのか」を整理し考えることが、後悔の少ない選び方につながります。
4. 雪や曇りの日が多い寒冷地では「乾太くん」がおすすめ
雪や曇りの日が多い寒冷地では、冬の間は洗濯物を外に干せない日が続きやすく、洗濯は室内干しが前提になる暮らしが一般的です。
その結果、洗濯がさまざまなストレスにつながりやすく、このような寒冷地特有の洗濯事情を考えると、短時間でしっかり乾かせる乾燥性能は、乾燥機選びにおいて重要なポイントになります。
❙ 部屋干しが前提となる寒冷地の洗濯事情
寒冷地の冬は、雪や低温、短い日照時間の影響で、洗濯物を外に干せる日がほとんどありません。
もともと寒暖差によって結露が起きやすい住環境の中で室内干しを続けると、洗濯物から出る水分が室内にこもり、結露を助長してしまうことも。
室内に干すスペースがない、結露が続く、という状況は寒冷地ならではの悩みと言えるでしょう。
❙ 寒冷地と相性の良いガス乾燥機「乾太くん」
乾燥機という機能自体が、外気温の影響を受けず冬場でも安定した乾燥力を発揮する心強い味方です。
中でもガス乾燥機「乾太くん」は、高温の温風が繊維の奥まで行き渡ることで、乾燥時間が短く、また、タオルや衣類がふんわり仕上がるところが最大の特長。
天候に左右されず短時間で乾燥でき、特に寒冷地の暮らしに適した乾燥機として注目されています。
❙ 導入は設備計画とあわせて考える
ガス乾燥機は、ガス配管や排気ダクトなどの設置条件がありますので、新築やリフォームのタイミングで設備計画に組み込みましょう。
その際、家事動線を考えた配置にするなど、住まいの快適さを向上させる視点で進めると、より一層過ごしやすい住まいづくりにつながります。
5. まとめ
電気式とガス式にはそれぞれ特長があり、雪や曇りの日が多く、冬場は外干しが難しい寒冷地では、「短時間でしっかり乾かせるかどうか」が洗濯の快適さを大きく左右します。
建築舎では、ガス乾燥機「乾太くん」の導入を、住まい全体の計画としてご相談を承っています。
「自分の家に設置できるのか知りたい」「リフォームとあわせて検討したい」など、具体的に決まっていない段階でも構いませんので、冬場にお悩みの多い「洗濯環境」を整えたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。






