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断熱リフォームで光熱費を抑えながら温かく快適な家へ

公開日:2024.08.15

◇ 断熱リフォームで光熱費を抑えながら温かく快適な家へ ◇

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寒い冬や暑い夏、光熱費がかさむことに悩まされていませんか?

断熱リフォームは、単に家を温かくするだけでなく、冷暖房の効率を高め、光熱費の削減にもつながります。古い住宅や断熱が不十分な家では、冬の寒さや夏の暑さに悩まされることがありますが、適切な断熱リフォームを施すことで、どんな季節でも快適な住まいを実現することができます。こちらのコラムでは、断熱リフォームの具体的なメリットや種類、費用の目安についてご紹介します。

目次

1. 築後年数の経った住宅の断熱性能は?

築後年数が経った住宅では、断熱性能が低いことが一般的です。

特に1970年代以前の住宅は、断熱に対する基準が現在ほど厳しくなかったため、厚さの足りないグラスウールや、施工が不完全なセルロースファイバーが断熱材として使われることも多々ありました。

 

それ以降の年代の住宅でも、築年数が経つと、建物の劣化により断熱性能は低下する傾向にあります。原因として挙げられるのは、外壁や屋根のひび割れ、腐食、断熱材の腐食や偏り。

これらの劣化により外気が侵入しやすくなり、室内の快適さが損なわれてしまうのです。

 

また、古い家は窓やドアの気密性が低く、隙間風が入りやすいのも特徴です。

現代の住宅では、二重サッシや高性能な断熱ガラスが標準装備されていますが、かつて主に使われていたのは単板ガラスや簡素なサッシ。これにより、暖房や冷房の効率が悪くなり、光熱費がかさむ原因となります。

 

このように、築後年数の経った住宅では、断熱性能が現代の基準に比べて不足していることが多いため、快適な家を実現するためには、適切なリフォームを行う必要があります。

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2. 断熱リフォームで省エネ・快適な空間が手に入る

それでは次に、断熱リフォームがもたらすメリットについて触れていきましょう。

 

一番に挙げられるのは省エネです。

断熱材を強化することで、冷暖房の効率が格段に上がります。例えば、壁や天井に高性能な断熱材を追加することで、外気の影響を受けにくくなり、室内の温度が安定します。

その結果、エアコンやヒーターの使用頻度が減り、光熱費の大幅な削減に繋がります。エネルギー消費が抑えられ、家計にも優しく、環境にも配慮した暮らしが実現します。

 

また、断熱リフォームは快適な住環境を提供します。古い家や断熱が不十分な家では、隙間風や外気の影響で室温が変わりやすく、快適な空間を保つのが難しいことがあります。

特に冬の寒さの厳しい地域では、家の中での寒暖差が激しく、浴室などではヒートショックの危険性もあります。しかし、断熱リフォームによって壁や窓の性能が向上すると、室内温度が均一に保たれ、より快適で安心な住環境が整います。

 

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3. 具体的な断熱リフォーム例と費用の目安

ここでは、一般的な断熱リフォームの例とそれぞれの費用の目安をご紹介します。

 

◾️壁の断熱リフォーム

壁の断熱を強化する方法としては、既存の壁に新たに断熱材を追加する「内装断熱」と、外壁に断熱パネルを取り付ける「外装断熱」があります。

内装断熱の場合、室内に合板や石膏ボードを取り付け、その間に断熱材を挟む方法が一般的です。

費用は1平方メートルあたり約5,000〜10,000円程度が目安です。一方、外装断熱は外壁を剥がし、断熱パネルを貼り付けた後、外壁を再施工します。

こちらは1平方メートルあたり約8,000〜15,000円程度かかることが多いです。

 

◾️天井の断熱リフォーム

天井裏に断熱材を追加する「天井断熱」は、比較的簡単に行えるリフォームの一つです。

断熱材としては、グラスウールや発泡ウレタンなどが使われます。

費用は1平方メートルあたり約3,000〜7,000円程度が目安です。断熱材を厚くすることで、冬場の寒さや夏場の暑さをしっかりと抑えることができます。

 

◾️窓の断熱リフォーム

既存のサッシに内窓を取り付ける「内窓設置」は、比較的短期間で施工可能で、費用は1窓あたり約20,000〜50,000円程度が目安です。また、窓ガラスを高性能な断熱ガラスや複層ガラスに交換する「ガラス交換」は、1窓あたり約30,000〜70,000円程度かかります。

窓の断熱を改善することで、熱の出入りを大幅に抑えることができます。

 

◾️床の断熱リフォーム

床下に断熱材を敷き詰める「床下断熱」は、床からの冷気を防ぎます。

費用は1平方メートルあたり約4,000〜8,000円程度です。床下の状態や施工の難易度によって費用が変動するため、専門業者に相談することをお勧めします。

 

断熱リフォームの費用は、家の規模や施工条件によって異なります。

最近では、国や地方自治体が断熱リフォームに対する助成金や補助金を提供している場合もあります。

これを活用することで、リフォームの初期費用を抑えつつ、快適な住環境を手に入れることができるでしょう。

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4. まとめ

今回は、断熱リフォームについてご紹介しました。見た目には大きな変化が伴わないこともありますが、住み心地の変化は非常に大きく、光熱費にも影響を及ぼす断熱リフォーム。株式会社 建築舎では、隙間ができやすい箇所への気密処理も行い、断熱リフォームの効果を最大限発揮できるような施工を行います。ぜひ一度ご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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