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築30年の戸建て住宅をリノベーションするメリットとは?

公開日:2024.08.28

更新日:2024.08.29

◇ 築30年の戸建て住宅をリノベーションするメリットとは? ◇

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古い家は不便で、現代の生活には合わない」と思われがちですが、築30年の戸建て住宅をリノベーションすることには、多くの魅力が隠れています。

時間が経つにつれて、住宅は独自の歴史や風合いを持つ一方で、現代のライフスタイルに合わせた改善が必要になることもあります。

リノベーションを通じて、古い家に新しい息吹を吹き込むことで、快適さや機能性が飛躍的に向上し、さらに資産価値を高めることも可能です。

では、築30年の家をリノベーションする具体的なメリット について見ていきましょう。 

目次

1. 築30年の戸建住宅をリノベーションするメリットとデメリット

30年の戸建て住宅をリノベーションすることは、多くのメリットをもたらしますが、いくつかのデメ リットも考慮する必要があります。ここでは、戸建て住宅リノベーションのメリットとデメリットを解説します。 

◾️メリット 

1 .コストパフォーマンスの向上 

新築に比べ、リノベーションは比較的低コストで済む場合が多いです。特に骨組みや基礎がしっかりしている築30年の戸建て住宅であれば、性能向上の工事と外観や内装の更新で、新築さながらの住まいに生まれ変わります。骨組みや基礎を再利用することにより、新築購入に比べてコストを抑えることができます。 

2 .個性と魅力の再生 

30年の家は、独自の雰囲気や歴史があります。この独自性を活かしながら現代のデザインを 取り入れることで、オリジナルで魅力的な住まいを実現できます。リノベーションでは、古い家の良さを残しつつ、使いやすく新しい空間に変えることが可能です。 

3 .環境に優しい 

既存の構造を利用することで、新たに資材を使用せずに済み、環境負荷を軽減できます。リノ ベーションは、資源の再利用を促進し、持続可能な生活をサポートします。 

◾️デメリット 

1 .予期しない修理費用 

古い家のリノベーションには、予期せぬ修理や追加工事が必要になる場合があります。特に基 礎や配管、電気系統などが老朽化していると、予算オーバーになるリスクがあります。 建築会社によって、追加工事の費用の有無や計算方法が異なるため、必ず確認しておきましょう。

2 .設計の制約 

既存の構造や間取りに制約があるため、希望するデザインやレイアウトに変更が難しい場合があります。新築のように自由な設計ができないこともあるため、計画段階での詳細な検討が必要です。 この点に関しても、建築会社によってできること・できないことがそれぞれ異なる場合があるため、こだわりのレイアウトや希望の間取り等がある場合には複数の会社に相談してみると良いでしょう。

3 .時間と手間がかかる

リノベーションには、詳細なプランニングと実施に時間がかかります。完成までに数ヶ月以上かか ることがあり、その間の生活の不便を考慮する必要があります。 

30年の戸建て住宅をリノベーションする際は、これらのメリットとデメリットをよく理解し、適切な 計画と準備をもって取り組むことで、理想の住まいを実現できるでしょう。 

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2. 築30年の戸建住宅でよく行われる工事内容

30年の戸建て住宅をリノベーションする際には、さまざまな工事が必要となります。古い家を現 代の生活に適応させるためには、どのような工事が行われるのでしょうか?ここでは、よく行われる工事内容を解説します。 

◾️内装のリフォーム

内装のリフォームについてですが、最も一般的な工事と言われています。古くなった壁紙や床材を新しいものに替え、住まいの雰囲気を一新します。これにより、見た目が美しくなるだけでなく、快適さも向上します。また、収納スペースの見直しや間取りの変更も行われることがあります。 

◾️水回りの変更

次にキッチンやバスルームについては、使用頻度が高く、劣化が進みやすい部分です。リノベーションでは、最新の設備に交換し、使い勝手を大幅に改善します。例えば、システムキッ チンの導入や、浴室のユニットバス化、最新のトイレ設備の導入などです。これにより、家事や生活の効率が上がり、より快適な生活が実現します。 

◾️配管や電気系統の更新

築年数が経つと、配管や電気系統も老朽化が進みます。水漏れや電気のトラブルを防ぐために、これらの設備の更新は欠かせません。具体的には、古い配管の交換や電気配線の見直しが行われます。また、耐震性の向上を目的に、建物の基礎や構造の補強も検討されます。 

◾️外装のリフォーム

築30年になると、外装の劣化も目立ってくるため、外装のリフォームも重要です。塗装やサイディングの交換、屋根の修理や交換を行い、家全体の見た目を美しく保つとともに、耐久性を向上させます。また、断熱材の追加や窓の交換も、エネルギー効率を高めるために行われます。 

◾️バリアフリー化

高齢者や家族の安全を考慮して、バリアフリー化もよく行われます。段差をなくすためのスロープ設置や、手すりの取り付け、浴室やトイレの安全対策などが含まれます。これにより、誰もが快適に生活できる住まいになります。 

30年の戸建て住宅で行われるこれらの工事は、住まいの機能性や快適さを大きく向上させます。リノベーションを計画する際は、ライフスタイルに合った工事を選び、専門家と相談しながら進めることが重要です。 

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3. 必ず行いたい!住宅インスペクションの必要性

住宅の購入やリノベーションを考える際、最も重要なステップの一つが「住宅インスペクション」です。これは、専門のインスペクターが住宅の状態を詳細にチェックし、問題点や修理が必要な箇所を明らかにするプロセスです。特に中古住宅の場合、購入後に重大な問題が見つかると、安全な暮らしが脅かされることにもなりかねません。インスペクションを受けることで、購入前に問題を把握し、 トラブルを未然に防ぐことができます。

例えば、配管や電気系統、構造体などの劣化や損傷は素人では判断が難しい項目。インスペクションを受けることで、こうした隠れた問題を早期に発見し、適切な対処が可能になります。 

さらに、構造的な問題や耐震性など、住まいの安全面がしっかりチェックされるため、家族の安全を確保し、安心して住むための環境を整えることができるのです。 

住宅インスペクションは、購入前に必ず必要なステップです。専門家の目で住宅の状態をしっかりと把握し、トラブルを未然に防ぎ、安心で快適な住まいを手に入れるために、インスペクションを行うことをおすすめします。

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4. まとめ

築30年の戸建住宅リノベーションのメリットデメリット、インスペクションの重要性についてご紹介しました。

札幌や札幌近郊でリノベーションを手がけてきた株式会社 建築舎では、インスペクションを実施することはもちろん、骨組みまで解体して性能を向上させ、安心・安全・健康そして環境に配慮した快適な住まいづくりを行っています。

戸建住宅のリノベーションを検討される際には、ぜひ一度ご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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