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家族も本人も安心!高齢者と共に暮らす「介護リフォーム」 のポイント

公開日:2024.09.11

◇ 家族も本人も安心!高齢者と共に暮らす「介護リフォーム」 のポイント ◇

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高齢者と共に暮らすための介護リフォームは、安全で快適な生活を実現するために重要です。年齢を重ねると、体力や移動能力が低下するため、住まいを工夫することが求められます。この記事では、介護リフォームを進める際の基本的なポイントや、より良い生活環境を整えるためのアイ デアをご紹介します。

目次

1. 介護リフォームとは?補助金は受けられる?

介護リフォームは、高齢者や障がい者がより安全に、快適に暮らせるように住まいを改修することです。例えば、バリアフリーにすることで、段差をなくしたり、手すりを取り付けたりすることが介護リフォームの一環です。 

介護リフォームには、いくつかのポイントがあります。まず、動きやすさを重視した間取りの変更が考えられます。例えば、広めの廊下や部屋を作り、車椅子や歩行器が使いやすいようにすることが大切です。また、バスルームやトイレの改修も重要です。滑りにくい床材や手すりの設置など、安全に使えるように工夫します。 

リフォームの際には、補助金を利用できる場合があります。日本では、高齢者や障がい者向けのリフォームに対して、自治体や国からの補助金が用意されていることがあります。これにより、費用の負担を軽減することができます。 

例えば、国土交通省が提供する「介護保険制度」を利用することで、一定の条件を満たせばリフォーム費用の一部を補助してもらえることがあります。また、各自治体でも独自の助成金や補助金制度を設けている場合があるため、地元の行政窓口で詳細を確認するのが良いでしょう。 

申請には、リフォームの内容や目的を説明する書類や、見積もり書などが必要になることが一般的です。必要な書類や手続きについては、専門の相談窓口や役所の担当者に確認するのが確実です。 

介護リフォームを通じて、高齢者がより自立した生活を送れるようにすることができます。安全で快適な住まいを整えるために、補助金制度を賢く利用しながら、必要な改修を進めていきましょう。 

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2. 介護リフォームのポイントは介護する側、される側、『互いの生活のしやすさ』

介護リフォームを進める際には、介護する側と介護される側、両方の生活のしやすさを考えるこ とが重要です。リフォームの目的は、より安全で快適な生活を実現することですが、そのために は双方のニーズをしっかりと理解する必要があります。

まず、介護される側の視点から考えることが大切です。高齢者や障がい者が生活しやすい環境を作るためには、バリアフリー設計が基本です。例えば、段差をなくすことでつまずきのリスクを減らし、広めの通路を作ることで車椅子や歩行器の移動がスムーズになります。手すりを取り付けたり、滑りにくい床材を使用することで、転倒の危険を減らせます。これにより、介護される側がより自立した生活を送りやすくなります。 

次に、介護する側の視点も忘れてはいけません。介護する人がスムーズに介護を行えるように、 収納スペースの確保や、動きやすいレイアウトを考えることが重要です。例えば、介護用具や医療機器を使いやすく配置することや、介護を行う場所に十分なスペースを確保することが役立ちます。また、介護者の身体の負担を軽減するために、作業しやすい高さの家具や、スムーズに動ける間取りも考慮することが必要です。 

最後に、介護する側と介護される側、双方の生活をしやすくするためには、コミュニケーションが欠かせません。リフォームを進める前に、両者の意見をしっかりと聞き、どのような改修が必要かを話し合うことが重要です。これにより、双方のニーズに合ったリフォームが実現し、生活の質が向上します。 

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3. 介護リフォームの中身&費用目安と良い業者の選び方について

介護リフォームの内容や費用、そして信頼できる業者の選び方について知っておくことも大切で す。 

まず、介護リフォームの中身には、いくつかの基本的な要素があります。基本的な目的は、バリアフリー化。段差をなくすためのスロープや、滑りにくい床材の使用。また、トイレやバスルームには手すりを取り付けたり、広めのスペースを確保したりすることで、転倒や怪我のリスクを減らします。 

次に、費用の目安についてです。介護リフォームの費用は、改修する部分やその規模によって異なりますが、一般的には10万円から100万円以上かかります。例えば、トイレやバスルームの手すりの取り付けは比較的安価で済みますが、広いスペースを確保するための大規模な改修は、より高額になることがあります。費用を抑えるためには、リフォームの内容をよく考え、必要な部分に絞って計画することがポイントです。 

良い業者の選び方については、いくつかの点をチェックすると良いでしょう。まず、実績が豊富で信頼できる業者を選ぶことが大切です。過去の施工例を見せてもらい、実際にどのようなリフォームを手がけてきたかを確認しましょう。次に、見積もりが明確であることも重要です。追加費用が発生する可能性がある場合は、事前にその内容を説明してもらうと安心です。また、口コ ミや評判も参考にすることで、他の人の経験を知り、信頼できる業者を見つける手助けになります。 

リフォームの計画を立てる際には、複数の業者から見積もりを取り、比較することをおすすめします。これにより、納得のいく価格とサービスを選ぶことができます。

介護リフォームは、住まいの安全性と快適さを大きく向上させる重要なプロセスです。内容や費 用をよく理解し、信頼できる業者と相談しながら、最適なリフォームを実現しましょう。

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4. まとめ

介護リフォームは、これからますますニーズが高まる分野です。株式会社 建築舎では、現在 介護する側、される側どちらも快適に過ごせる「見守り型平屋リノベーション住宅」のオープンハウスを開催しています。長く安心して暮らすためのリフォーム・リノベーション住宅のご相談も承ります。ぜひお気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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