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リノベーションで北海道の暮らしを楽に ~項目ごとの紹介~

公開日:2024.10.30

◇ リノベーションで北海道の暮らしを楽に ~項目ごとの紹介~ ◇

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北海道の暮らしをもっと楽にするためのリノベーション。

古い家を新しく生まれ変わらせることで、 快適な住空間が実現します。

この記事では、リノベーションの具体的なポイントやアイデアを項目 ごとに紹介していきます。北海道の自然に合った住まいを考えてみましょう。 

目次

1. ~機能・仕様編~ 断熱性・気密性を高めましょう!

北海道の厳しい冬を快適に過ごすためには、家の断熱性と気密性が非常に重要です。

リノベー ションを通じてこれらを向上させることで、暖かい住環境を手に入れ、光熱費も抑えることができます。

 

まず、断熱性について考えてみましょう。

断熱材は、外部の寒さを防ぎ、内部の温かさを保つ役割を果たします。

リノベーション時には、高性能の断熱材を使用するほか、断熱材に合わせた適切な厚みで施工することも大切です。

グラスウールやウレタンフォームなど、さまざまな種類があり、施工会社によって使用するものも異なるため、各社の断熱に対するこだわり等を確認してみると良いでしょう。

壁だけでなく、床や天井にも適用することで、全体の温度を均一に保つことができます。 

 

次に、気密性についてです。

気密性が高い家は、隙間風が入らず、室内の暖気が外に逃げにくく なります。

逆に、断熱性が高くても気密性が低いと、暖かい空気が逃げてしまったり、結露が増えることにより住宅の劣化が早まり、結果として断熱性能も落ちてしまう可能性があります。

新しい木材と古い木材を使用するリノベーションでは特に、経年による木材の歪みが気密性に影響してくるため、高気密を維持するためには経験と技術を要します。

気密はc値(㎠/㎡)という値で表すことができるため、施工会社が気密の数値を公開しているかどうかも確認してみると良いでしょう。
c値はゼロに近づくほど高気密な家になります)

また、換気システムも見逃せないポイントです。

北海道の冬は長く、湿気やカビの発生が気になります。

そこで、熱交換型の換気システムを導入することで、室内の空気を新鮮に保ちながら、暖かさも逃さないことができます。

このようなシステムを使うと、冬でも快適な湿度を保つことができるので、健康にも良い影響を与えます。

 

最後に、断熱性や気密性を高めることで、エネルギー効率が向上します。

暖房にかかるコストが減るだけでなく、環境にも優しい住まいへと生まれ変わります。

リノベーションは見た目を新しくするだけではなく、暮らしやすさを根本から改善する大きなチャンスです。 

これらの要素を考慮しながら、北海道の厳しい気候に合ったリノベーションを進めていきましょう。

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2. ~間取り編~ ユーティリティスペースがあると便利!

北海道の暮らしをより快適にするためには、間取りの工夫が欠かせません。

その中でも、ユーティリティスペースの設置は非常に便利です。

このスペースがあることで、日常生活がスムーズになり、家全体がより機能的になります。

 

ユーティリティスペースとは、

洗濯や収納、作業などができる多目的なエリアのことです。

このス ペースをリノベーションで取り入れることで、家事の効率が大幅に向上します。

例えば、洗濯機や 乾燥機を設置し、洗濯物をたたむためのカウンターを置くことで、洗濯作業が一か所で完結します。

特に冬の寒い時期、外に洗濯物を干すのが難しい北海道では、室内での乾燥が大変助かります。 

 

さらに、ユーティリティスペースには収納も兼ね備えられます。

大きな収納棚を設けることで、掃除用具や日用品を整理整頓でき、家全体がすっきりとします。

また、季節ごとの衣類やストーブなどの家電も収納できるため、部屋が広く感じられます。 

 

また、このスペースは家族の動線を考える上でも非常に重要です。

キッチンやリビングから近い位置にユーティリティスペースを配置することで、家事の合間にすぐにアクセスでき、無駄な移動を減らせます。

特に子育て中の家庭では、子供の世話をしながら家事を進めやすくなるため重宝するでしょう。 

 

ユーティリティスペースは、趣味の時間にも活用できます。

例えば、DIYや手芸をするための作業 台を設けたり、ガーデニング用品をまとめておくこともできます。

自分の好きなことを楽しむためのスペースがあると、日常生活が豊かになります。

 

リノベーションの際には、ユーティリティスペースをどう配置するかが鍵です。

広さや位置を考え、 家全体の間取りと調和させることで、より機能的な空間が作れます。

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3. ~設備編~ 全館空調と乾太くんで長い冬を乗り切ろう!

北海道の冬は長く、寒さが厳しいですが、リノベーションによって快適な暮らしを実現することができます。

ユーティリティスペースに続いて鍵となるのが「全館空調」と「乾太くん」です。

この2つの設備を導入することで、寒い季節を楽に乗り切ることができます。 

 

まず、全館空調について考えてみましょう。

全館空調システムは、家全体を均一に暖めることができる優れた設備です。

リビングや寝室などの各部屋が快適な温度に保たれ、寒い外気を気にせずに過ごすことができます。

特に北海道の冬は、暖房が効いている部屋とそうでない部屋の温度差が大きくなりがちですが、全館空調を使うことでその心配がなくなります。 

 

さらに、全館空調は湿度管理にも役立ちます。

北海道の冬は乾燥しやすいですが、適切な湿度を保つことで、インフルエンザや風邪の予防にもつながります。

空気がクリーンに保たれるため、家族全員が健康的に過ごせる環境が整います。


ただし、全館空調にも色々な種類があり、

どのようなシステムを採用しているかは施工会社によって異なります。

メリット・デメリットを確認の上、ライフスタイルや希望の環境に合った全館空調システムを採用している会社を選択すると良いでしょう。

 

次に「乾太くん」についてです。

乾太くんは、ガス乾燥機の一種で、特に洗濯物の乾燥に特化して います。

冬の寒い時期、外に洗濯物を干すのは大変ですが、乾太くんがあれば心配無用です。

室内で洗濯物を素早く乾かすことができ、しかもふんわり仕上がるので、衣類も気持ちよく着ることができます。

 

乾太くんのもう一つの魅力は、時間の短縮です。

通常の洗濯物の乾燥に比べ、短時間で乾かせるため、忙しい日常の中でもストレスなく洗濯が進められます。

特に子育て中の家庭や仕事が忙しい方には、非常に重宝する設備です。 

 

全館空調と乾太くんを組み合わせることで、北海道の冬の家事が大幅に楽になります。

家全体が暖かく、 乾燥した洗濯物をすぐに取り込むことができるため、寒さに悩まされることも少なくなります。 

リノベーションの際には、これらの設備の導入を検討してみましょう。

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4. まとめ

今回は、機能・仕様編、間取り編、設備編それぞれに分けて、北海道におけるリノベーションのポイントをご紹介しました。

株式会社 建築舎は、住宅における「リノベーション」という言葉が一般的になる前から、リノベーションにこだわり、性能を向上させるフルリノベーションを多数手がけてきました。

リノベーションをご検討の際には、ぜひお気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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