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減築リフォームで暮らしを変える!効果・事例・補助金まで徹底解説

公開日:2025.01.15

◇ 減築リフォームで暮らしを変える!効果・事例・補助金まで徹底解説 ◇

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減築リフォームとは、住まいの一部を減らすことによって、より快適で機能的な空間を作る方法です。特に、ライフスタイルや家族構成の変化に伴って家のサイズやレイアウトを見直すことは、住みやすさやランニングコストの削減にもつながります。この記事では、減築リフォームの効果や具体的な事例、さらに減築リフォームで利用できる補助金制度についても詳しくご紹介します。

目次

1. 減築リフォーム・リノベーションがもたらす3つの効果とは?

減築リフォーム・リノベーションには、さまざまな効果がありますが、特に注目するのは以下の3つの効果です。

 

1.ランニングコスト(光熱費)の削減

家の面積を減らすことで、光熱費の負担が軽減されます。例えば、使用していない部屋がある場合、その分冷暖房が無駄に使われていたり、照明や家電が必要以上に電力を消費していたりします。減築により普段使わない部屋や空間を取り除くことで、無駄な電力消費がなくなり、その結果エネルギー消費を最小限に抑えることができます。毎月の光熱費が大幅に削減されると、長期的には家計にも大きなプラスとなります。

 

2.住みやすさの向上

減築リフォームにより必要ない部屋を削減して家全体の動線を効率的にすることで、住みやすさが向上します。特に高齢の方がいる場合や家族構成が変わった場合、使用していない空間を減築して、使い勝手の良い空間を作ることが可能です。

また減築リフォームにより、生活スペースがコンパクトにまとまるため、家事や移動の負担も軽減されます。例えば、キッチンや洗濯機、リビングなどの距離が短くなることで、生活動線がシンプルでスムーズになり、掃除もしやすく、生活しやすさも向上します。これにより、家事の効率が上がり、時間やエネルギーの節約にもつながります。

 

3.資産価値の向上

減築リフォームは資産価値を向上させることもあります。無駄なスペースが減ることで、家全体がより使い勝手の良い空間となり、物件としての魅力が増します。近年ではミニマリストなどのブームもあり、無駄の少ない物件は買い手にとって、大きな魅力となります。

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2. 減築事例:2階建てを平屋にリフォーム・リノベーション(高齢の方も暮らしやすい空間へ)

減築リフォームの具体的な事例を見てみましょう。例えば、2階建ての住宅を平屋にリノベーションするケースです。高齢の方が住む家では、階段の上り下りが身体的に負担となり、事故の原因にもなりかねません。

 

減築事例:2階建ての家を平屋にリノベーションしたケース

before
after

2階部分を取り壊し、1階部分をリノベーションして平屋に減築したケースです。リノベーション後は、車いすでの生活も想定し、広々としたリビング・ダイニングとバリアフリーな寝室、浴室、トイレを配置。段差をなくし、すべての部屋に移動しやすい動線を作ることで、住む人の生活が非常に快適になりました。

さらに、不要な部屋を取り除くことで、家全体の広さを最適化しています。最終的には、光熱費の削減やメンテナンスコストの軽減にもつながります。

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3. 減築リフォーム・リノベーションに活用できる補助金制度のご紹介

減築リフォームの際に断熱性能を高めたり、バリアフリーにしたりすることで補助金や助成金の制度を使うことが可能になります。

 

1.各自治体による住宅リフォーム補助金

自治体によっては、減築リフォームに対して補助金を交付する場合があります。住宅効能を向上させるためのリフォームや、高齢者向けに安全な住環境を提供するリフォームをする場合に使える補助金です。特に、省エネ性能の向上を目指したリフォームやバリアフリー化を促進するために、補助金が用意されている自治体が多くあります。

 

2.省エネリフォーム助成金

省エネリフォームに関連する助成金は、減築リフォームにも適用できる場合があります。例えば、断熱性能を高めるための改修工事や、再生可能エネルギー設備の導入に対して、国や自治体が一定額を助成する制度です。これを活用することで、さらにお得に減築リフォームができます。

 

3.高齢者向けリフォーム支援

高齢者向けに住環境を改善するための補助金制度も存在します。例えば、バリアフリー化や段差解消、手すりの設置などを行う際に、これらの補助金を活用することで、負担を軽減できます。厚生労働省で行っている補助金もありますし、各自治体で行っている補助金もあるため、担当者までご相談ください。

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4. まとめ

減築リフォームは、家族構成やライフスタイルに合った理想の暮らしを実現するためのより良い選択肢です。せっかくなら、補助金制度を利用できるようなリフォームをしていきたいですよね! 断熱性能を高める・バリアフリーにするなど、助成金が活用できるようなリフォーム・リノベーションに関しても、株式会社 建築舎にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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