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シニア世代も安心!バリアフリー対応の平屋リノベーションのすすめ

公開日:2025.02.19

◇ シニア世代も安心!バリアフリー対応の平屋リノベーションのすすめ ◇

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近年、平屋住宅の需要が高まっています。バリアフリー対応の平屋リノベーションをすることで、特にシニア世代にとっては住みやすさだけでなく、生活の質の向上にもつながります。今回のコラムでは、平屋リノベーションの魅力とシニア世代が快適に暮らせるためのポイントについて詳しく解説します。

目次

1. バリアフリー平屋リノベーションが注目される理由

■高齢化社会の進展

日本は、世界でも類を見ない速さで高齢化が進んでいます。令和19年には、65歳以上の高齢者が人口の約33.3%と予測されており、人口の約3人に1人が65歳になると見込まれています。このような状況で、シニア世代が安心して暮らせる住環境の整備が急務となっています。特に階段の昇り降りが困難になったり、浴室やトイレの使い勝手が悪くなることが多く、高齢者向けのバリアフリー住宅の需要が高まっています。

 

■平屋住宅のメリット

平屋住宅は階段がないため、足腰が弱くなったシニア世代には非常に適しています。階段を昇り降りする必要がないため、転倒のリスクを大幅に減らすことができます。また平屋は構造上、家全体が一つのフロアでつながっているため、場所の移動が非常にスムーズです。これにより、体力の衰えや移動の不便さを感じることなく、快適に暮らすことができます。

 

■バリアフリーリノベーションの重要性

新築ではなく、既存の住宅をリノベーションする方法も注目されています。既存の住宅をバリアフリー対応の平屋にリノベーションすることで、住み慣れた環境で引き続き生活できるという安心感が得られます。さらにリノベーションは新築に比べてコストを抑えることができ、老後の資金問題にも有効な選択肢となります。例えばトイレや浴室を広くしたり、段差をなくしたり、手すりをつけるといった簡単な改修を施すことで、シニア世代がより安全に生活できる空間を作り出せます。

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2. シニア世代が快適に暮らせるためのリノベポイント

シニア世代が快適に暮らせる住環境を整えるためには、以下のポイントを意識してリノベーションを行うことが重要です。

 

■段差の解消

バリアフリーの基本は、段差をなくすことです。床の段差や浴室の入り口、トイレの床など、シニア世代にとっては大きな障害物となります。リノベーションでこれらの段差を解消することで、転倒のリスクを減らし、安全に移動できるようになります。またスロープを設けることで、車椅子や歩行器を使用している場合でも移動しやすくなります。

 

■広めの廊下とドア

シニア世代が快適に暮らすためには、十分な広さの確保が不可欠です。車椅子を使用する場合や歩行器を使っている場合には、広い廊下やドアが必要になります。リノベーションでは廊下やドアの幅を広げることで、これらの移動をスムーズにすることができます。またドアも引き戸にすることで、握力が弱くなった場合でも開閉が簡単です。操作が簡単な仕様にすることで、さらに利便性が向上します。

 

■手すりの設置

手すりの設置は、バリアフリー対応の重要な要素のひとつです。シニア世代が特に気をつけるべきポイントは、階段や廊下、浴室、トイレなど、日常的に使う場所に手すりを設けることです。手すりは転倒を防止し、立ち上がる際や移動中に支えになってくれます。リノベーション時には、手すりの位置や高さをシニア世代にとって使いやすいように調整し、使い勝手をよくすることがポイントです。

 

■浴室やトイレの改修

浴室やトイレは、高齢者が最も事故に遭いやすい場所のひとつです。リノベーションをする際には、浴室の床を滑りにくい素材に変更する、手すりを設置する、段差をなくすといった対策を講じることが重要です。またトイレでは、便座の高さを調整することで、立ち上がりやすくすることができます。さらに、広めのスペースを確保して、車椅子を使ってもスムーズに移動できるようにすることもおすすめです。

 

■照明の工夫

シニア世代は視力の低下が進むことが多いため、照明の工夫も重要です。暗い場所や影ができやすい場所に照明を追加したり、LED照明を導入することで、明るく安全な空間を作ることができます。特に、廊下や階段などの移動が多い場所には十分な照明を確保しましょう。また、照明のスイッチも自動点灯や足元スイッチに変更することで、操作が簡単になります。

 

■断熱性能を高める

シニア世代は、温度変化を感じにくく、体温調節する機能も低下してきます。そのため断熱性能を高め、夏も冬も快適な室温で暮らせる住宅にすることが大切です。また断熱性能を高めて家の中の温度を均一にすることで、ヒートショックなどのリスクを減らすことにもつながります。

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3. 施工事例から学ぶ、安全で暮らしやすい住まい作り

実際に株式会社 建築舎が施工したシニア向けリノベーション住宅の事例をご紹介します。

以下の住宅は、築40年の2階建住宅を平屋にリノベーションした事例です。

車椅子での生活を想定し、玄関には昇降機を設置。車椅子での楽に移動できる動線や洗面台の高さなど、生活しやすさに配慮しました。

ドアは全て引き戸

 

寝室から洗面・お手洗いへの動線も一直線。

 

リフト浴対応の広々とした浴室

 

全館空調システム「エコブレス」を導入しており、どのお部屋も均一の温度。高温になる暖房機器も不要なため、安心安全です。そのほか、ALSOKの「見守り機能」もついており、離れた場所に住むご家族も安心です。

 

詳細はこちら(札幌市北区拓北モデルハウス詳細ページ)

 

 

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4. まとめ

平屋リノベーションは、シニア世代だけでなく、そのご家族にとっても安心できる選択肢の一つ。余生を安心して快適に暮らすためにも、暮らしやすさにこだわったバリアフリーの平屋リノベーションはおすすめです。株式会社 建築舎では、「安心・安全・健康・環境」にこだわり、札幌市や札幌近郊での戸建てリノベーション・リフォームを手がけています。ぜひお気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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