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平屋の魅力再発見!北海道の暮らしに適したリノベーション術

公開日:2025.02.26

◇ 平屋の魅力再発見!北海道の暮らしに適したリノベーション術 ◇

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近年、平屋の住まいが再び注目を集めています。特に北海道の広大な土地を活かした平屋は、暮らしやすさと快適性を兼ね備えた理想の住まいとして人気です。しかし、寒冷地ならではの課題もあり、リノベーションの際には適切な工夫が必要になります。本記事では、北海道の気候に適した断熱・耐寒対策や、省エネ性能を高める改修方法など、快適な平屋リノベーションのポイントを詳しく解説します。

目次

1. 北海道で平屋リノベーションが選ばれる理由

平屋は、北海道の暮らしにぴったりな住まいとして注目されています。その背景には、寒冷地ならではの暮らしやすさや、省エネ効果、そしてデザインの自由度など、さまざまな理由があります。ここでは、北海道で平屋リノベーションが選ばれる主な理由をご紹介します。

① 暖かくて快適な住まいをつくりやすい

北海道の冬は寒さが厳しく、家の断熱性能や暖房効率がとても重要です。平屋は上下の温度差が少ないため、家全体をムラなく暖めることができます。リノベーションで気密性・断熱性を強化したり、高性能な窓に交換したりすることで、光熱費を抑えた快適な住まいを実現できるでしょう。

② バリアフリーな設計が可能

平屋はすべての部屋がワンフロアにまとまっているため、階段の上り下りがなく、高齢になっても住みやすい家になります。リノベーションの際に、以下のような工夫を加えることで、さらに安全で快適な住まいになります。

  • 段差のないバリアフリー設計
  • 広めの廊下や扉で移動しやすくする
  • 手すりの設置で転倒を防ぐ

③ 地震に強い安心の構造

北海道は地震の多い地域でもありますが、平屋は二階建てや三階建てに比べて建物の重心が低く、地震の揺れに強いという特徴があります。リノベーションの際に耐震補強を行うことで、さらに安心して暮らせる住まいになります。

④ 暮らしに合わせた間取りの自由度が高い

リノベーションをすることで、ライフスタイルに合った間取りに変更しやすいのも平屋の魅力です。例えば、こんな間取り変更が可能です。

  • 家族が集まりやすい広いリビングをつくる
  • 将来的に部屋を仕切れるような設計にする
  • 大きな窓を取り入れ、開放感のある空間を実現する

⑤ 広い土地を活かした住まいづくりができる

北海道は土地が広いため、平屋でも十分な敷地を確保しやすいケースが多いでしょう。庭を活用したり、カーポートを設置したりすることで、より暮らしやすい住まいをつくることができます。

このように、平屋リノベーションは北海道の暮らしに多くのメリットをもたらします。次の章では、快適さとデザイン性をどちらも叶えるリノベーションの工夫について詳しく見ていきましょう。

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2. 快適性とデザイン性を両立するリノベの工夫

平屋のリノベーションで快適性とデザイン性を両立させるためには、単に見た目を追求するだけでなく、素材選びや形状の工夫も大切です。特に北海道の寒冷地では、機能性がデザインにうまく融合することが求められます。ここでは、そんな住まいを作るための工夫を紹介します。

シンプルな四角いデザインで効率よく暖かさをキープ

北海道の冬を快適に過ごすためには、実は家の形状が重要。特におすすめしたいのが、凹凸が少ない四角い家のデザインです。四角い家には、以下のようなメリットがあります。

  • 耐震性が高くなる:重心が安定し、地震時の揺れを分散させるため、安心して暮らせます。
  • 暖房効率が良い:床下の熱源が効率よく循環し、家全体を均一に暖めやすくなります。
  • メンテナンスが楽:外壁に凹凸が少ないため、雪や汚れがたまりにくく、劣化が少ないです。

外壁・窓など、素材選びのポイント

快適な住まいにするために、北海道の気候に適した素材を選ぶことで、より住みやすく、長持ちする家になります。

  • 外壁材
    雪や寒さに強いガルバリウム等の金属サイディングがおすすめ。耐久性が高く、劣化しにくいのが特徴です。

  • 断熱性を高めるために「トリプルガラス+樹脂サッシ」の組み合わせを選ぶと、結露を防ぎながら室内の暖かさを保てます。
  • 断熱材:吹き付け断熱(ウレタンフォームなど)を採用し、気密性を高める工夫が必要です。
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3. 平屋リノベーションで実現する、住みやすい住空間

平屋のリノベーションでは、間取りや設備を工夫することで、より快適で住みやすい空間を作ることができます。特に動線設計を工夫することで、家事の負担を減らし、スムーズに生活できる住まいが実現できます。また、設備面でも最新のシステムを導入することで、寒冷地でも一年中快適な環境を整えることが可能です。

家事がしやすい動線設計

動線とは、家の中での人の動きや流れのことを指します。無駄な移動が多いと、家事の負担が増えたり、生活のストレスにつながったりします。そこで、リノベーションの際に以下のような工夫を取り入れると、日々の暮らしがぐっと楽になります。

  • 回遊動線を取り入れる:キッチン・洗面・リビングなどを回れるように設計すると、家事の移動がスムーズになり、家の中での渋滞が起こりにくくなります。
  • ランドリールーム+室内干しスペースの確保:北海道では特に、冬場は外干しが難しいため、洗濯→乾燥→収納までを一か所で完結できるようなスペースを作ると、家事負担が大幅に軽減されます。
  • 玄関近くにクローゼットを設置:外から帰ってすぐに上着やバッグを収納できるようにすると、家の中が散らかりにくくなり、整理整頓がしやすくなります。

設備面の工夫で快適な暮らしを実現

動線だけでなく、設備面を充実させることで、より暮らしやすい住空間を作ることができます。

オススメなのが、「エコブレス」という全館空調システムです。全体の温度を一定に保つための換気システムで、特に寒冷地では以下のようなメリットがあります。

  • 家中どこでも温度差が少ない:リビングだけでなく、廊下やトイレ、脱衣所まで暖かいので、冬でもヒートショックのリスクを軽減できます。
  • 空気の循環がスムーズ:床下から温かい空気を送り、家全体を効率よく暖めるため、冷え込みが厳しい冬でも快適に過ごせます。
  • 結露やカビの発生を防ぐ常に新鮮な空気を取り入れるため、空気のよどみが起きにくく、結露やカビが発生しにくい環境をつくります。

株式会社 建築舎では、リノベーションでも「エコブレス」と第2種換気システムを導入し、新築以上の性能を実現します。

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4. まとめ

平屋のリノベーションは、北海道の冬の寒さや光熱費の上昇を押さえるための魅力的な選択肢です。耐震性や断熱性を高め、効率的な動線設計、最新の換気システムを取り入れることで、新築以上の性能を備えた住まいへと生まれ変わります。株式会社 建築舎では、札幌市や札幌近郊で、上記のようなリノベーションを多数手がけてきました。平屋へのリノベーションをご検討の際には、ぜひご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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