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工務店 vs リフォーム会社、どちらを選ぶべき?後悔しないリノベーションの選び方

公開日:2025.03.05

◇ 工務店 vs リフォーム会社、どちらを選ぶべき?後悔しないリノベーションの選び方 ◇

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リフォームやリノベーションを検討する際、選択肢として「工務店」と「リフォーム会社」があります。それぞれに特徴があり、どちらを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。今回は、工務店とリフォーム会社の違いや特徴を比較し、リフォーム・リノベーションで後悔しないための選び方を解説します。どちらにしようか迷ったときには、参考にしてみてくださいね。

目次

1. リフォームを依頼する際の選択肢:工務店とリフォーム会社の比較

リフォーム・リノベーションを行う際、最初に悩むのが「工務店」と「リフォーム会社」のどちらを選ぶべきかです。両者にはそれぞれに異なる特徴があり、それがリフォームやリノベーションの結果にも大きく影響を与えるため、慎重に選ばなければなりません。

 

■工務店の特徴

工務店は住宅の建築・改修を手掛ける会社で、主に地域に根差した施工を行っています。一般的に、工務店は自社で職人を抱え、設計から施工まで一貫して行うことが多いです。地域密着型のため、地元の特性や気候に合わせた施工が得意で、細かい要望にも柔軟に対応することが可能です。また施工のクオリティや、職人との連携が良いため、細かい調整も丁寧に行うことができます。アフターフォローが充実している会社が多く、長期的な信頼関係を築きやすいのも魅力です。ただし、大規模なリフォームやリノベーションを行う場合は、施工実績のある工務店を選択することをオススメします。

 

■リフォーム会社の特徴

リフォーム会社は、リフォームやリノベーションを専門に行っている会社で、施工以外にもデザインや提案を行うことが多いです。リフォーム会社には、規模が大きいハウスメーカーなど全国的な展開をしているところと、小規模なリフォーム専門会社があります。大規模なリフォーム会社は、豊富な実績や広い選択肢がある一方で、地域の特性に特化していない場合もあります。設計から施工までを一括で依頼できる便利さはありますが、担当者が複数になったり、外注の業者が施工を担当するケースもあります。一方、小規模なリフォーム会社は、ちょっとした工事が頼みやすいなど小回りはききますが、大掛かりなリノベーションには対応していない場合もあるため注意が必要です。

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2. なぜ工務店が選ばれるのか?北海道ならではの理由

北海道においては、厳しい寒さと雪の影響を考慮したリフォーム・リノベーションが求められます。工務店は北海道の気候や特性に合わせた住宅づくりを得意としているため、工務店の地域密着型の強みや幅広い知識・技術が活かされる場面が多いのです。

 

■地元の気候に詳しい

工務店はその地域の気候や環境などを熟知しており、雪や寒さに強い家づくりを得意としています。特に冬の寒さや雪に耐えるための断熱工事や、雪かきのしやすい外構設計など、細かな配慮が施されます。

 

■地域密着型のサービス

地元で長年続いている工務店は、地域の特性や住民のニーズをしっかり理解しています。北海道特有の寒さや雪の問題に対して、過去の経験を活かした適切なアドバイスが受けられるのです。

 

■表面的な改修だけではない、性能の向上

リフォーム会社は設備交換や部分リフォームに特化していることが多いですが、工務店では建築全体に精通しているため、大規模なリフォーム・リノベーションにも強いです。特に築年数の古い住宅の改修では、断熱性能の向上や耐震補強など、建物全体のバランスを見ながらの施工が可能です。

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3. 後悔しない選び方:こんな人に工務店がおすすめ

工務店は、特に次のような人におすすめです。

 

■細かい要望やカスタマイズを重視する方

工務店は、地域に根ざした職人や設計士が対応することが多く、細かい要望にも柔軟に対応しやすいです。オーダーメイドの造作家具や、既存の家の雰囲気に合わせたリフォームを希望する方に向いています。

 

■アフターサービスを重視する方

地元密着型の工務店では、アフターサービスやメンテナンスが充実しており、リフォーム後のサポートがしっかりしています。特に北海道のような雪が多く寒さが厳しい環境では、アフターケアが重要です。

 

■職人と直接コミュニケーションを取りたい人

工務店では、設計から施工までを一貫して担当する場合が多く、職人や、職人に近い立場の担当者と直接やりとりをしながら進めることができます。細かい施工の変更や要望にも柔軟に対応してくれるため、打ち合わせを重ねながら理想の空間を作り上げたい人には、工務店が向いています。また長期にわたる信頼関係を築きやすく、次回のリフォームや修繕が必要になった際にも安心です。

 

■大規模なリフォームやリノベーションを検討している方

間取り変更や、耐震補強、断熱改修など、大規模なリフォーム・リノベーションを行う場合は、建築全般に精通している工務店のほうが安心です。リフォーム会社は部分的な改修が得意なことが多いですが、建物の構造に関わるようなリフォーム・リノベーションなら、工務店に依頼するほうがスムーズに進むことが多いです。

 

■新築も視野に入れている方

「リフォーム・リノベーションをするか、建て替えをするか迷っている…」という方は、工務店に相談すると、どちらがコストパフォーマンスがよいか適切にアドバイスしてもらえることがあります。工務店なら、新築・増築・改築のすべての選択肢を含めた提案が可能です。

逆に、設備交換や小規模な内装リフォーム(キッチンやお風呂の入れ替えなど)を行う場合は、リフォーム会社のほうが対応が早く、商品提案の幅が広いことが多いでしょう。

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4. まとめ

今回の記事では、工務店とリフォーム会社の違いや特徴についてご紹介しました。工務店やリフォーム会社は、それぞれ得意分野が異なります。どんなリフォーム・リノベーションを実現したいのか、また、どのような点を相談したいのか、あらかじめ明確にした上で、見積もり・相談を行いましょう。

札幌の工務店『株式会社 建築舎』では、骨組みになるまで解体するフルスケルトンリノベーションを得意としています。また、ご予算やおうちの状態に合わせたリフォーム・リノベーションのパッケージプラン「トワスム」もご好評いただいております。ぜひ一度ご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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