新築 建築現場レポ ② 「基礎配筋」!
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新築 建築現場レポ ② 「基礎配筋」!
2018.08.26 | 工事施工日記
こんにちは!
店長の今 です。
はっきりしない天気が続きますが
いかがお過ごしでしょうか 。
北海道では、秋は空も高くて
一年で一番良い季節と
言われていますので、
晴天 が続くといいですね。
さて本日は、先日お伝えいたしました
『新築建売事業』
のその後の工事 の模様をお伝えします 。
さてこれが、昨日の作業終了時の様子です。
工程で言いますと「基礎配筋」の工事を行っているという状況です。
ちなみに、先日の「地盤補強・杭打」のあと
のような、「根伐り」(ねぎり)」という工程を経て
※「根切り」と書く場合もあるようです。
※実は、新築は2棟同時建築中なんです。
写真は、2棟分の根伐りを行ったところです。
※「基礎配筋」途中経過①
※「基礎配筋」途中経過②
この状況に至っています。
工事はこのあと、「コンクリートの打設」へと続いていきます。
さて、ここで今回の大きなポイント
ご紹介した写真を見て、
「あれっ、ちょっと浅いんじゃね・・・?」
と思う方がいらっしゃるかもしれません。
・・・ 確かに札幌市の基準より少し浅いです
が、、、大丈夫なんです
実は、これから作りこんでいく、
「基礎」の周りにも断熱材!を使うのです。
「凍結深度」
という住宅建築では非常に重要な言葉があるのですが、
北海道は非常に寒いため、地面の中も凍ってしまうことがあります。
そのため、本州並みの浅さだと、基礎の周りの地面が凍ってしまい、
それが解けたときに、地面が崩れてしまうのです。
そのため、基礎ごと歪んでしまい、住宅が傾いたり
外壁にヒビがが入ったりと、大変なことになってしまいます。
実は、当初北海道での住宅建築は、本州と同じようにやっていたため
後から問題になることが多くあったので、
「基礎は凍らないところまで埋め込む(札幌の場合は深さ600㎜)」
という基準が作られました。
そうすると、たとえ途中が凍ってしまっても
それが解けた後で傾いたり、ゆがんだりすることがなくなるのです。
※これ、どうしてだか分かりますか?
理科を思いだしていただければ、、、 わからないかなぁ。
ヒント:地中の水分が凍結したあと、溶けて水に戻るとどうなりますか?
でも、今回建築舎の建てる新築は、凍結深度450㎜しかありません。
何と!150㎜も足りない。。。
でもなぜ、それで良いかというと・・・
「通常の工事では入れない基礎の上まで、断熱材を埋め込む」
からなんです。
図でご説明するとこんな感じです。
※ちょっと簡単すぎるのですが、こんな感じです。
こうすることで、途中の地面が凍ってしまうことを防ぐので
浅くても大丈夫なのです。
※もちろん許可はいただいていますよ
いかがでしょう?
このようなところにも、建築舎の創意工夫が活かされているのです。
参考にしていただけましたでしょうか?
完成まで、是非、ご期待ください。
さて、この新築物件には、更にいくつかの
「ポイント」があります。
『エコブレス』
『光熱費』
『あたたかい』
『価格が・・・』 ※・・・はまだ秘密です 💦
さて、どういうことなのでしょうか
今後順にご説明していきますので
どうぞお楽しみに
ではまた (^-^)ノ~~
※私が書くといっつも長くなってすみません
さて、当社では、お客様のお好みに合わせて
選べるリノベーション住宅『R300住宅』を
中心にお家を持ちたいという方の
さまざまなご希望にお応えしています。
ご興味がありましたら、
是非ホームページもご覧ください
https://kenchikusha.net/