わが社の技術が集約された介護施設がついにオープン！

～想いをかたちに～

 

こんにちは　増冨です🤗

 

この度、手稲区前田にて小規模多機能型居宅介護施設の新築工事を手掛けさせて頂き、

晴れて５月１日からオープンする事が出来ました。🙂

オープン前の４月２６日に開催致しました内覧会の際には多くの福祉関係の方々を招かれ、

その日沢山の暖かいお言葉や称賛を頂き、弊社としては初めての挑戦でした介護施設の工事が

この日初めて完成出来たと実感致しました。

 

 

 

 

そして、当施設のスタッフ様やご利用者様の方々からの、

ご利用を開始されてからのご感想やご意見をお聞きする機会を頂くために

お引渡しから約１月後という節目で、先日６月１５日（木）にインタビューをさせて頂きました。

 

 

この度の御縁は

当施設のオーナー様であります、北海道福祉事業協力会の八戸様と

弊社杉山代表との『熱い想い』が合わさり動き出したお話である事を思い返します。

 

 

弊社は、『お住まいは末永く健康的に』という考えを強い柱として持っており、

省エネに於ける『気密技術』を

『ヤリすぎ』と言われるほどまで高めて施工する事を自負しております。

もう一つ、本当の意味で地域と密接に関係を築いていき、

心の垣根が無い繋がりを創る信念が、両代表の『想い』が形になった結果と思っております。

 

 

当施設の設計は、弊社のこだわりで御座います気密性を高める施工と

より暖房や冷房負荷を抑える換気工法（第２種換気）として、

特許工法して認可されておりますダイナミックインシュレーション工法（パッシブシステムを併用させた工法）を採用しております。

床下空間に熱源を置き、地熱（自然熱）と床下へ向かう熱を利用し、

余熱して暖められた空気を高性能フィルターの搭載された給気装置で押し出し、

さらに置き炭による有害物質の吸着・浄化作用によって、より清浄な空気が室内に巡るシステムとなっておりますので、

利用者様の方々には快適な生活を期待できる設計と考えました。

いよいよ、これからインタビューの取材に入るのですが何故か私は緊張しておりました。

 

本当のところ、我々が考えた通りの良い結果が得られているのか？

皆さまに喜ばれているのか？

弊社としては初めての介護施設という事もあり、色々な考えが巡ってきました。

 

そうこう考えているうちに施設に到着し

ご利用者様と介護スタッフ様、最後に代表者様へのインタビューの取材が開始致しました。

 

早速男性のご利用者様より、『１階が涼しく快適。✨空気もきれいと実感された』との御感想✨

椅子に座ったまま自動で湯舟に入れるこだわりの機械浴槽（酒井メディカル製ホーミーイース）も、

大変快適との評価があり介護浴槽メーカーの方々がお聞きしたら、このお言葉に勝るものは無いと思います😊

 

 

スタッフ様からも、浴室の高い作業性や他トイレの設計工夫による使いやすさ。

２階サンルームの日差しの良さと快適さへのご評価もあり、

期待しておりました通りの感想で私の緊張もほぐれてきました(笑)😌

 

 

そして、入所されている男性の奥様より、

最初は食事もままならなかったご主人が、１ケ月ほどでみるみる回復されていった、

とのお話もお聞きする事ができ、私は大変感動致しました。

 

もし自分の両親が将来動けなくなり、

弱くなった自分自身に希望が持てなくなっていた時に、

今目の前で見ている希望に向かう気持ちが持てたら・・・

そう思うと、つい涙が出そうになりました。

 

 

お話を進めていく中で、私は技術者としてハッと気付きました。

 

もっと「『希望』を強く生む気持ちで設計する」と、「利用者様の意識・未来も変えていく」と。

 

 

今回の工事でそう気付き、改めて大変貴重な勉強をさせて頂いたと思います。😌

最後は、代表者様であります八戸様からのインタビューです。

弊社代表との、今回依頼の決め手となった部分や施設設計でこだわった部分などのお話を頂きました。

弊社の杉山代表の、ヤリすぎともいえる気密性や住まいの持続性へのこだわりと、

地域への方々と『集う場』も兼ね備えた八戸様の施設への想いが具現化された結果だと思っております。

 

 

今回、八戸様が設計で拘りました部分はいくつもありますが、

その中でも特に、利用者の方々が寒い時期に脚を温める為に設置されました『あしゆ』

という装置とそれを収納するタタミスペースを挙げさせて頂きます。

この装置は、電気熱で暖められました特殊な丸い石が敷き詰められた槽に

踝（くるぶし）までいれて温めるものですが、私も使用してみて納得の装置です。✨🎵

 

 

施工管理を担当した私と八戸様との、今思えば思い出話として語られますが、

当時は設計に大変試行錯誤をしておりました。

これは上手く収まるのだろうか・・・？と

タタミスペース内に装置を収納するのに、隣接する窓の高さが決まっておりますので、

隣接する窓位置による床高さの制約。

『あしゆ』を収めるスペースの、床補強材の必要強度の確保。

総重量が９０ｋｇもある装置の取り出しを容易にする為の把手の考案・・・etc

初めてでしたので、結構頭を捻りました😂

 

 

この日のインタビューに、先ほどお話させて頂きましたご主人が両脚を温めて

ゆったりと佇んでいるお姿を見て、言葉に出来ない灌漑深さがこみ上げてきました。

 

こちらの『あしゆ』は、程よい温度で脚を温めますので、大変快適で安全でございます。

皆様も是非体感して頂きたいです😊

 

インタビューの終盤では、当時の奮闘してた時の話題で盛り上がって締めくくりました。

 

ご利用者の方が、ここに居ると楽しくて時間があっという間に過ぎていくから、と仰っていた事が良くわかります。

私も気が付いたらすぐ時間が経っておりますので(笑)

 

これも、代表者で御座います八戸様とスタッフ様の方々との気持ちの連携や、絶え間ない努力と想いが成せる事と思います。

私は、自分が介護されるとなった時にこんな施設で皆さまと触れ合えたらと強く思いました。

 

インタビューも無事終了し、皆様から暖かく見送られて私は軽やかな気持ちで会社に戻りました。

また定期的にメンテナンスにお伺いし、今後末永く施設の方たちと交流を深めていくように致します。

 

 

現在、弊社では

札幌市東区東苗穂にて

 

HEAT20　G3グレード

断熱性能　最高等級7

UA値0.2

C値0.1

スーパーウォール工法

全館空調（第2種換気システム+DI工法）

高性能床下調湿炭

 

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～想いをカタチに～