エナガ所長誕生物語　　第１章　　きっかけは

～ここから羽ばたいて～

 

皆さんこんにちは、増冨です。

 

最近は、またぐっと寒くなりましたね。

 

いよいよ、ユニクロさんのヒートテックを装備しなければと思っている今日この頃です。

 

私は、ミートテック（脂肪）は既に装備しておりますが、現場に向かうときはその装備はあまり効

果がありません(笑)

 

それはさておき、ここからは弊社のマスコットキャラクターで御座います、『エナガ所長』の誕生

のお話をさせて頂きますので、宜しくお願いいたします🙂

 

エナガ所長は、お名前の通り『シマエナガ』のキャラクターです。

 

北海道では、アイヌ語でウパｼチﾘ（雪・鳥を意味する言葉）と呼ばれ、昔から冬を象徴する鳥と

お話を聞いたことがあります😊

 

愛らしくて可愛い鳥ですので、エナガ所長のことも可愛く見て下さればと思います✨

 

 

マスコットキャラクターは、以前から作りたいな～・・とは思っておりましたが、いざ考えるとな

りますとなかなか前に進まない感じで、しばらくは構想のままでした。

 

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そう、あれは１年以上前のお話です。

 

去年の９月に、意を決して井上さん（弊社のコーディネーターさん）にマスコットキャラクターの

お話をしたところ

 

私　『・・あの・・・実はわたくし・・マスコットキャラなるものを考えてまして・・』

 

井上さん　『えっ？・・どうしたんですか急に？』

 

確かに、何の前触れもなくこの話題をされたら私も戸惑ってしまうと思います。

 

その時の私は、キャラクターのイメージは持っておりましたが、まだスケッチは描いてなく具体的

な材料があまり無い状態でした。

 

私　『江長さんっていう、シマエナガのキャラクターを考えているんですけど、ヘルメットを被っ

たら何か可愛い感じがしませんか？』

 

井上さん　『・・ええ、いいですね・・可愛いんじゃないかと思います・・』

 

その時、井上さんは静かな優しい笑みで私に答えてくれました。

 

いつも物腰が柔らかくて優しい方なので、ワクワクしながら話す私の心を沈ませないようにか、柔

らかな笑顔で返してくれました。

 

お話だけなら忘却の彼方へと消えてしまいますので、少しでも前に進もうと、その日のお昼時

間にイメージスケッチを描いてみました。

 

最初は今のようなデザインではなかったですが、今思い返すと、これが元になる『原画』であっ

たと思います。

 

 

現在、エナガ所長のデザインはリニューアルされており、当初のイメージとはだいぶ変わってしま

いましたが、こう見ると１年ちょっと前のお話でも、何故か少し時代のようなものを感じてしま

います。

 

早速、はやる気持ちを抑えながら井上さんにスケッチを持っていくと、井上さんはそのスケッチを

しばらく見ていました。

 

何と説明して良いかわかりませんが

 

冗談の延長のようなマスコットキャラの企画（私が独断で進めていた企画です）なのに、何故か

少し緊張感がありました。

 

しばしの沈黙のあと、井上さんは変わらず優しい笑顔で

 

井上さん　『・・可愛いですね』

 

お忙しいことろ有難うございます。

 

優しい感じの社交辞令にみえます。

 

うん。・・確かに可愛い感じだとは思います。

 

ですが私の中では、ここから会社のマスコットキャラクターにしていくには、かなり難しい壁が

あると感じました。

 

いきなり、シマエナガをモチーフにしたマスコットキャラクターのお話を、皆さんに持っていくの

もプロセス的にどうかな？

 

など、今その必要が無いのでは？

 

との意見も出そうで、あれこれ考えていくうちに、私の中で少しずつ後ろ向きになる考えが生まれ

てきました。

 

それでも、まず今後の検証素材を用意して取り敢えず提案だけするように考え、その当時、私の持

っております『クリップスタジオ』というイラストソフト（プロの漫画家さんたちも愛用しており

ます一般的なソフト）で、かなり不慣れですがエナガ所長の第１号の電子イラストを作成してみま

した。

 

まさに、ドの付く素人の私が作成したイラストということもあり、申し訳ない感じのクォリティで

したね(笑)

 

 

この時は、デザインソフトの使い方もよく分からずに作成しておりましたので、今となっては笑え

る思い出話になっております。

 

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井上さんにデザインを見せるのは、これで三度目になりますが前回よりは一歩前に進んだ感があ

りました。

 

私と井上さんが、ふむふむとデザインを眺めている時に、背後から緊張感の走るオーラを感じま

した。

 

私はその気配にハッと気づいて振り向くと、そこには我らがゼネラルマネージャーこと、濱谷GM

がエナガ所長のデザインを見つめながら、静かに佇んでおりました。

 

私　『・・お、お疲れ様です』

 

絶妙ともいえる急なタイミングに、私は少し慌ててしまっている感じになっております。

 

それを見ている井上さんは、ほんのりニッコリですが濱谷GMからは少し厳しい眼差しが・・

 

GM　『このデザインは、誰かに頼まれたんですか？』

私　　『いえ、私です』

 

何てことか、間髪入れずに即答してしまった私は提案のプロセスから外れるような状況を作ってし

まうのでした。

 

 

To   BE   Continued

 

 

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