拓北平屋リノベーション住宅物語 第4章 ~構造強度の要~
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拓北平屋リノベーション住宅物語 第4章 ~構造強度の要~
2023.12.16 | ブログ
~骨組みの組立て~
皆さんこんにちは、増冨です。
今回も、工事の流れをご説明させていただきます🙂。
基礎の増設工事も終了し、いよいよ住宅構造の要となります『骨組み』の組立となります。
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まずは柱を建てる為に、先に大引き(土台と土台の間に水平に掛け渡す部材)を一つ一つ架けて
いきます。
既存の頑丈なコンクリート製束(円柱型)を出来るだけ活かし、新規に大引きを架け渡す部分に
は、鋼製束(金属製の高さを調整できる束)で支えるように致します。
弊社の工事では、こちらの写真に御座います製品を使用しております。
従来の束は、主に木材を使用して床を支えていました。
その為、湿気による腐食や蟻による被害が発生したりで、場合によっては床を支えることに支障が
出ることもあり、影響の受けづらい金属製の束へと改良されていきました。
鋼製束は、腐食に強いメッキ処理を施しており、駆動部を回転させて高さを微調整できる仕
組みになっております。
木材との接触面にはゴム板が付いており、接触時の音の防止にも配慮されていますので、高い性能
と利便性により、多くの現場で採用されている製品です✨
土台や大引き部分を支えるためには、下の地盤状況も慎重に考えていかなければいけませんので、
まさに、この作業工程は建物の『土台』となる作業といえますね。
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次は、柱と梁(はり)を組み立てている状況です。
活かせる木材は使用して、新たな構造材と合わせて組み立てていきます。
こちらの工程では、垂直精度を特に慎重に確認していく作業が必要です。
垂直を保った状態で、一旦仮筋交い(かりすじかい)とよばれる斜めに固定する木材を取付致し
ます。
このように、要所に斜めの部材を固定することにより、建物全体が歪まずに固定することができま
す。
こういうひと手間を掛けて、もくもくと進んでいる現場を見ていると、何故か『リノベーションを
している』・・と改めて実感してくるものです。
人って不思議なものですよね。
皆さんもふとした瞬間に、何かが晴れたようにハッと気づいて、同じ景色が違って見える経験があ
るかと思います。
私たち現場管理の担当は、リノベーションの現場に限らず、どんな現場でもそんな事がある日突然
やってくると思っております。
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1階部分の柱の組立も順調に終わり、小屋(こや)組みと呼ばれる屋根の骨組み部分も組み立て
ていきます。
屋根の骨組みは主に、小屋束(こやづか)と呼ばれます垂直に立つ短い角材と、その上に長手に
水平に架け渡す母屋(もや)という部材で構成されております。
掲載致しましたお写真の、ちょうど真ん中部分から斜め左下に向かって渡している部材が母屋とな
ります。
各構造部材の合わせ目部分を、構造用の金物でしっかりと固定していきます。
補足ですが、写真の中で斜めに固定されております銀色の部材は、火打金物(ひうち)金物という
部材です。
こちらは、水平方向に抵抗するために取り付けられる部材です。
ここまで、構造部材の組立てに関するお話を進めさせて頂きましたが、実はこの度、こちらの現
場にて『構造現場見学会』を開催することになりました🙂
本日12月16日(土)からの開催で、2024年の1月末までを予定しておりますので、是非ご
覧になって頂きたいと思います😌
見学会の告知が遅くなりましたことをお詫び申し上げます😞
現場の作業進行状況に合わせたご案内となりますので、解体からの進行状況を現場設置のパネル
等でご案内させて頂きます😊
現場見学会のご案内URLはこちらです
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本日のお話は以上になります。
それではまた、次回のブログでお会いいたしましょう。
To BE Continued
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