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リフォームとリノベーションの違いってなに?

公開日:2023.11.15

◇ リフォームとリノベーションの違いってなに? ◇

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「リフォーム」と「リノベーション」この違いをしっかり理解されている方は少ないのではないでしょうか?

 

両方とも、建物の改修工事のことを指しているものではありますが、具体的にご自宅を改修工事するにあたり、どちらが適用になるのか気になるところですよね。

 

このコラムでは、リフォームとリノベーションの違いに焦点をあてます。

 

ご自宅の改修工事を検討している方々にとって、どちらが最適かを見極めるヒントになりましたら幸いです。

 

 

目次

1. リフォームとは?  ~既存の魅力を引き立てる~

リフォームは、老朽化した建物や住宅、設備を新築に近い状態に回復させる改修工事のことをいいます。

これは主に設備の交換、内装のアップデート、修繕などを含み、建物を元の状態に戻すことを目的とします。

老朽化や損傷によって劣化した設備や内装を新たな状態に復元することで、快適な居住環境を作り出すことができます。

原状回復工事というとわかりやすいでしょうか?

リフォームをすることで、住宅は新築物件と変わらない機能を持つことができます。

築5年程度の住宅の場合、設備や間取りは比較的新しい状態なので、リフォームを施せば新築とほとんど変わらない住環境を手に入れることができます。

築浅住宅は将来の再販価値も高いため、リフォームすることで投資価値を高めることもできます。

 

リフォームのメリット

 

工事期間が短い
リフォームは通常、短期間で完了するため、進行がスムーズです。

 

完成がイメージしやすい
基本住宅の構造を変更せず、部分的な修繕が主体なので、完成後をイメージしやすいです。

 

予算への配慮
リフォームは一般的にリノベーションよりも予算を抑えられます。

 

リフォームのデメリット

 

設計の自由度が低い
リフォームの内容は設備の交換や内装の修繕が主体であり、設計の自由度は制限されます。

 

デザイン性を制約
部分的な改修のため、デザインの統一感を保つのが難しい場合があります。

 

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2. リノベーションとは? ~建物の再生への挑戦~

リノベーションは、既存の建物や住宅を再活用し、必要な箇所を交換や補強して、安全で快適な生活環境を実現するための建て直しの工事方法を言います。

設備を新しくするだけでなく、間取りの変更などを通じて、自分好みの住まいや生活環境を実現できます。

リノベーションは、住宅を全く新しい次元へと進化させる方法であり、建物の主要な構造要素や基礎を保持しながら、断熱材、気密性、給排水管などの設備や構造を新しいものにアップグレードすることができます。

その結果、建物に新築同様の性能を持たせることができ、現代のライフスタイルやエネルギー効率に適合するものとなります。

リノベーションは、建物に新たな息吹を吹き込み、現代のニーズに適合した家づくりができます。

 

リノベーションのメリット

 

設計の自由度が高い
大規模な改修が可能で、自分のライフスタイルに合わせた設計ができます。
間取りや内装の変更が自由に行え、好みを反映できます。

 

豊富な物件選択肢
新築や築浅物件に限らず、築古物件もリノベーションを通じて住みやすい住環境に作り替えることができます。

 

リノベーションのデメリット

 

工事費用がリフォームよりは高くなりやすい
リノベーションは工事が大規模であるため、リフォームよりも費用が高額になります。

 

工事の期間が長め
リノベーションにはリフォームに比べて長い工事期間が必要です。
フルリノベーションの場合、3~4ヵ月以上かかることが一般的であり、仮住まい費用の準備が必要になることが多いです。

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3. どちらがあなたに合うか? ~選ぶ際のヒント~

リフォームとリノベーション、どちらがあなたの自宅の改修工事に適しているかを選ぶ際のヒントを以下に紹介します。

 

現在の状態と目標
建物の現在の状態や改良したい点を確認しましょう。
設備や内装の大規模な変更が必要な場合はリノベーションが適しています。
一方、軽微な変更で済む場合はリフォームが選択肢となります。

 

予算
予算は大きなポイントです。
リノベーションは高額になることが多いです。
リフォームは比較的予算に優しい選択肢です。

 

再販価値と将来性
建物の再販価値や将来性を考慮しましょう。
リノベーションは将来の投資価値を高める可能性が高く、中古市場での価値も向上することがあります。

 

持続可能性
エネルギー効率や環境への影響を考える場合、リノベーションは断熱性や耐震性など構造全体から改善することができるので、持続可能な選択となるでしょう。

 

目的
新しさと快適さを追求する場合はリノベーションが適していますが、単に外観や設備のアップデートが必要な場合はリフォームが適している場合もあります。

 

これらのポイントを検討し、ご自宅の改修工事に最適な選択肢を見つけるための指針としてみましょう。

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4. まとめ

自宅の改修工事において、リフォームとリノベーションはそれぞれに魅力があります。

リフォームは比較的手軽に古い建物を新たなる住みやすい住まいに変える方法であり、リノベーションは、建物全体を改善し、将来の価値を高め、持続可能な住環境を提供することができる方法です。

どちらを選ぶかは、目的や予算、建物の状態に応じて変わってきます。

 

特にリノベーションは高度な知識と技術が不可欠です。

大切なお住まいの改修工事は、ぜひわたしたち建築舎にお任せください。

お客様の理想の住環境の実現のために、専門知識と熟練経験から最適なご提案をさせていただきます。

ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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