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ペットと一緒に暮らす家のリノベーション

公開日:2024.01.27

更新日:2024.01.28

◇ ペットと一緒に暮らす家のリノベーション ◇

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ペットのいる家庭では、もちろんペットも大切な家族の一員。
おうちをリノベーションする際には、人だけでなくペットにも、より快適に・健康に・清潔に暮らせるよう工夫する必要があります。

このコラムでは、人とペットが快適に暮らすための、リノベーションを進めるうえで忘れてはいけない注意点、また、より快適を求めるプラスワン設備や住宅建材をご紹介します。

目次

1. ペットと暮らす家のリノベーション。後悔をなくすための注意点3選

まず、ペットと暮らす家のリノベーションの際に忘れてはいけないのは、”ペットが快適に暮らせる環境に変える”ということです。言葉を話せないペットの安全確保やストレス軽減を第一に考えましょう。そして、譲歩できる範囲で人の生活スペースを、ペット側にフィットさせていくことをおすすめします。

 

・周辺環境の再確認

もともとの自宅の周辺環境がペットの快適な生活に特化したものとは限りません。人よりも身体感覚が優れ、ストレスを感じやすいペットが不快とする環境はできる限り避けましょう。

例えば、騒音のある環境であればペットの生活スペースに防音材を施工する。車通りの多い道路に面した家であれば、ドアを二重にしたり脱走防止扉をつける。寒冷地であれば、採光窓を大きく設けて日向ぼっこスペースを造るなどがおすすめです。

・既存のペット用品を活かした間取り計画 

先述のとおり、ペットはとてもストレスを感じやすく、特に環境の変化にはとても敏感です。リノベーションに合わせて、ゲージやトイレ用品などをまるまる新調するのではなく、もともとの使い慣れたペット用品を、そのまま使用できるような間取りをプランニングしてあげましょう。

・収納スペースの拡充

ペットの種類によっては、いたずらや誤飲防止のために、おもちゃやフードのストックなどを見えないところに収納する方がいいケースがあります。

また、ペットも老いて介護が必要になるなど、ペット用品が少なくなることは滅多にありません。リノベーション時点で、必要最小限の収納スペースのみを設けるだけでは、今後不便が生じることを想定しておきましょう。

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2. より快適に!人もペットも喜ぶプラスワン設備

人気のキャットタワーや室内用ドッグランは定番中の定番。その他に、ペットのいるご家庭で多かった「これがあってよかった!」の声を集めてみたので、参考にしてみてください

▪︎ペットドア

ペットのサイズに合わせた専用のペットドア。自由に室内外を出入りしたい猫の特性から、特に猫を飼われている方に多かった声です。しかし、脱走防止のため、玄関から離れた場所や内部スペースに設けることをおすすめします。

▪︎玄関or外構スペースの外水栓

こちらは犬を飼われている方に多かった希望設備。最近は室内飼いが主流のため、お散歩帰りにそのまま脚を洗ってから室内へ入れるのは、飼い主からすると、とてもありがたい動線です。大型犬を女性やお子さんがお風呂場まで抱いて移動するのは至難の技ですね。

▪︎トイレスペース周辺の換気扇やコンセント

ペットのいる家庭で一番多い悩みは、やはり臭い問題。トイレスペースの近くにペット専用の換気扇を設けたり、空気清浄機を置きたい場合のコンセント配備も多い意見でした。

 

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3. ペットと暮らす家リノベーション建材選びのポイント

現在は、各メーカーからペットがいるご家庭向けの床材や壁材が多く販売されています。どんな点で注意が必要か、建材選びのポイントをご紹介します。

▪︎床材

住宅建材の標準フローリングは、ペットにとってはツルツルとすべりやすく、足腰の関節に大きな負担がかかります。ペットの理想は、コルク材やクッション材など滑りにくい弾力のある床材。これらはペットが歩いた際の爪音の軽減になるというメリットもあります。

おすすめなのは、トイレやキッチンまわりに使用される、耐水性・抗菌性に優れた床材。

「滑りにくい」「汚れにくい」「傷つきにくい」を実現させた特殊コーティングの床材もあるので、検討してみてくださいね。

▪︎壁材

壁材は、ペットなどの臭いのもとを吸着・脱臭する機能があるものや、ひっかき傷に強く、特殊なフィルム加工で汚れても掃除しやすいクロスなど、ペットと暮らすお家に適したものが便利。

また、消臭・抗菌には、壁や天井に吹き付けるタイプの施工も住宅メーカーによっては可能です。

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4. まとめ

ペットと暮らす家のリノベーションでは、人間だけが住む家から、プラスアルファのペット視点での環境の整備が必要です。

建築舎のリノベーションでは、年中快適に過ごせる気密・断熱性能はもちろん、キャットタワーやペットが通り抜けられるドアの造作のほか、コンセントの位置、回遊性の高い間取りなど、飼い主様のご要望にお応えしながら、人・ペット、双方にとっての理想の住まい作りをお手伝いします。

ペットのにおいやペットの抜け毛などでのハウスダストが気になる方には、敷炭や、病院のクリーンルームで使われている第二種換気システムなど、ペットと暮らす家にぴったりなプランもご用意しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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