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リノベーション工事の流れ~施工業者選びから工事完了までのポイントを解説~

公開日:2024.02.28

◇ リノベーション工事の流れ~施工業者選びから工事完了までのポイントを解説~ ◇

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リノベーションを検討しているけど、「まず何からはじめたら良いの?」と不安を感じる方も多いのではないしょうでしょうか。

今回は、リノベーション工事の流れを、施工業者の選び方から工事完了まで、リノベーションを安心して進めるためのポイントをわかりやすくご紹介します。

目次

1. 施工異業者はどうやって選ぶの?選び方のポイント

【リノベーション業者の選び方】

気になる施工業者の相談会や見学会などがあればぜひ参加しましょう。

 

※建築舎では見学会を行っています

新築・中古オーダーリノベーション住宅をご検討の方は是非ご来場ください。

詳しくはこちら

https://kenchikusha.net/event/

 

ネットの口コミだけでなく、直接話をすることで相性がわかり、不安や疑問が解消されます。

何件か施工業者を選んだら、施工業者に物件の現地調査と打合せを依頼します。

現地調査とは、希望のリノベーション工事が可能かどうかなどを事前に現地で確認する作業です。

打合せでは、理想のライフスタイルや暮らしのイメージを施工業者と共有します。

施工業者により得意分野が異なるので、自分の理想のリノベーション工事ができる業者なのかどうか判断しましょう。

リノベーション工事は、見積もり金額だけで選ばずに「信頼できる業者」を選ぶことがポイントです。

 

【見積もり依頼】

現地調査と打合せで選んだ施工業者に、見積もり依頼をしましょう。

相場や工事内容が比較できるので、2~3社に相見積もりをするのがおすすめです。

各社から提示された見積もり・プランを比較し、施工業者を決定します。

一式、材工の項目が多いなど、詳細が不明な見積もりは内容確認するなど注意してください。

プランはイメージCGや手書きのスケッチなどで提示されるので、理想の完成イメージがしっかりできるか、納得いくまで伝えましょう。

 

【工事契約(建築工事請負契約)】

施工業者が決定したら工事の取り決め契約書(建築工事請負契約)を交わします。

契約を交わした後は、契約書に書かれていること以外の追加事項や変更は追加費用が発生するのでしっかりチェックしましょう。

 

契約書のチェックポイント

□工事スケジュール

「着工日」工事に着手する日、「完成日」建物が完成する日、「引渡し日」完成した建物が施工業者から施主に引き渡される日がきちんと記載されているか。

工事が大幅に遅れ、引渡しが期日までに完了しなかった場合の違約金についても確認しましょう。

 

□工事代金と支払い時期

工事代金の支払い時期と金額に間違えがないか確認しましょう。

支払い時期は一般的に、着手金(請負契約締結時)、中間金(着手前と上棟時)、引き渡し時の3回に分かれています。

 

□保証・アフターサービス

工事中や引き渡し後に不具合などが発生した場合の補償についても確認しましょう。

また、工事中に台風や地震などの自然災害などによる損害対応や、工事中の事故などの対応も念のため確認しておくとトラブルを防ぐことができます。

 

□見積もりと工事プラン

契約後のプラン変更は、追加費用がかかるだけでなく工事が遅延する可能性もあります。

そうならないために、しっかり見積書とプランの内容が一致しているかしっかり確認しましょう。

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2. リノベーションの工事からお引き渡しまでの流れ

リノベーション工事工程

・解体工事

解体工事は、不要な間仕切りや設備を取り払う工程です。

リノベーションの解体工事は、ただ壊すだけの解体ではなくキレイに残す部分もあるので、慎重に解体職人が作業します。

 

・設備、配管工事

解体工事の次は、電気などの設備と配管工事です。

照明やスイッチ、コンセントなど設備のための配線工事、キッチンや浴室など水まわりの位置を動かす場合などは配管工事を行います。

設備、配管工事が終わると、壁や天井の下地材をはめ込んでいきます。

 

・塗装工事

壁の下地が完成したら塗装工事です。

壁は壁紙クロスの場合もありますが、最近は塗装も人気があります。

 

・造作工事

造作工事とは構造部分以外の工事。

こだわりの建具や、内装のサイズに合わせた洗面台やカップボードなどをオリジナルで作成します。

 

・内装工事

内装工事では、設備の導入や壁、床、天井などの仕上げをします。

キッチンやユニットバスなどが入ると、リノベーションの全体像が見えてきます。

 

・仕上げ工事

内装工事の次は、家の細部を作り上げる仕上げ工事をします。

照明やインテリアの仕上げ、防音工事など。

 

・お引き渡し

工事責任者による「竣工検査」を経て引き渡されます。

竣工検査では、図面をみながら工事内容に不具合がないか、水まわりなどの設備の動作確認をします。

引き渡し時には、必ず仕様、キズや汚れ、不具合がないかご自身で確認しましょう。

引き渡しの確認は、見落としがないよう家族で行うのがおすすめです。

 

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3. リノベーションの工事期間は?

フルリノベーション(間取りや内装、設備の変更)は、規模が大きくなるほど施工期間も長くなります。

【フルリノベーション工事期間の目安】

・マンション 2~3カ月程度

・戸建    4~6カ月程度

 

マンションのリノベーションは専有部のみの工事のため、リノベーション内容は内装や設備が中心なので戸建より工期が短くなります。

こちらはあくまでも目安であり、工事内容により変わる可能性があります。

 

【部分リフォームの工事期間の目安】

・キッチンリフォーム

キッチンの交換は2~4日程度ですが、床や壁のクロスの張替えを行う場合は1週間程度かかります。

キッチンの場所を移動させる場合は、2週間~4週間程度となります。

 

・浴室リフォーム

ユニットバスからユニットバスの交換は3~4日間ですが、タイル風呂からユニットバスへの交換は4~7日間程度となります。

 

・トイレリフォーム

トイレの交換は半日~1日程度ですが、床の張替えや水道管の取り換えなどがある場合は3~4日間程度となります。

 

・洗面台リフォーム

洗面台の交換のみは半日~1日程度ですが、床や壁のクロスの張替えがある場合は1~2日程度となります。

 

・間取り変更リフォーム

1部屋を2部屋に分ける場合は2~3日程度、2部屋を1部屋にする場合は5~6日程度かかります。

 

・外壁リフォーム

外壁塗装は、一般的に7日~10日程度ですが、雨や湿気の多い季節の場合1ヶ月以上かかる場合もあります。

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4. まとめ

本記事では、リノベーションの流れをご紹介しました。

リノベーション工事中、予期せぬ予定変更が生じる場合もあります。

予定変更が生じた場合、それを知らなかったために、トラブルに発展するかもしれません。

トラブルにならないためにも、進捗状況や仕様変更の有無など定期的に報告してもらうように依頼しましょう。

リノベーションについて疑問や不明点がありましたら、お気軽に私たち建築舎にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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