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全館空調とは?寒冷地の北海道で選ばれる理由をわかりやすく解説

公開日:2024.08.07

更新日:2025.12.02

◇ 全館空調とは?寒冷地の北海道で選ばれる理由をわかりやすく解説 ◇

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冬の寒さが厳しい北海道では、「どの部屋も寒い」「暖房している場所と温度差が大きい」といった悩みを抱えるご家庭が少なくありません。

こうした寒冷地特有の問題をまとめて解決できるのが、近年注目されている“全館空調システム”です。

全館空調という言葉は聞いたことがあっても、「広い家全体を暖めるのは効率が悪い気がする」と感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は、北海道のような寒冷地こそ大きな力を発揮するのが全館空調です。

今回は全館空調の仕組み・エアコンとの違い・北海道でおすすめされる理由・種類の違いなどをわかりやすく整理してご紹介しますので、最後までお読みください。

目次

1. 全館空調とは?その仕組みとエアコンとの違いについて

まずは、全館空調の仕組みと、一般的なエアコン暖房との違いから整理していきます。

 

■ 部屋ごとに温度を調節する「エアコン」

エアコンは1台で特定の部屋だけを暖めたり冷やしたりする装置です。

そのため、北海道の住宅では「リビングは暖かいのに廊下や脱衣室はひんやりしている」といった温度差が生まれやすくなります。

 

■ 家全体を“ひとつの熱源”であたためる「全館空調」

一方の全館空調は、建物全体をひとつの熱源でまとめてコントロールする仕組みです。現在主流の方式では、床下空間に温水パイピング(暖房の熱源)を設置し、その熱で床下全体を温めます。床下が温まると、その熱が自然に空気へ伝わり、家全体へゆるやかに広がっていきます。これにより、廊下・洗面所・トイレなど寒くなりやすい場所も含めて「家中ほぼ均一の温度」を保ちやすくなります。

 

・自然なあたたかさを生む仕組み

温水で温められた床下の熱は、家全体を包むように広がります。各部屋に熱がムラなく行き渡るように風道や吹き出し口を設計し、空気は循環しているのに風を強く感じにくいため、エアコン特有の不快な吹き出し風がありません。

 

・全館空調に欠かせない「断熱性」と「気密性」

全館空調は、建物の性能と組み合わせることで効果を最大限に発揮します。断熱性・気密性が不足している住宅では温めた空気が逃げてしまい、必要以上に熱源が働いてしまいます。エアコンは後付けしやすい一方で、住宅全体の温度を一定に保つという点では全館空調に劣ります。

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2. 全館空調が北海道に最適な理由とメリット

北海道の冬は寒さが厳しく、「家のどこにいても温度差が少ないこと」が快適な暮らしの鍵になります。

こちらの目次では、全館空調が北海道の住宅と特に相性が良い理由をご紹介します。

 

■ ヒートショックを防ぎやすい住環境

北海道では、暖かいLDKと寒い脱衣室・トイレの温度差が大きくなりやすく、特に冬場はヒートショックの危険性が高まります。全館空調は各部屋の温度差が小さいため、急激な温度変化による身体への負担を軽減し、ご家族の健康を守るという面も大きなメリット。

 

■ 無駄の少ない暖房方式で環境にもやさしい

全館空調は床下に蓄えた熱を家全体に活かす仕組みで、部屋ごとに強い暖房をかける必要がありません。家全体を均一な状態に保つことで暖房の過剰な運転を抑え、効率よく熱を循環させられるため、環境負荷の抑制につながります。

 

■ ひとつのシステムで管理ができる

全館空調は1つの熱源で家全体を調整するため、複数の暖房機器を管理する必要がありません。メンテナンスも基本的に1台の機器で済むため、手間が少なく管理がしやすい点も魅力です。

 

■ 導入時の注意点

全館空調は高気密・高断熱の住宅でこそ性能を発揮します。断熱性能が不足した住宅では効率が落ち、ランニングコストが高くなる可能性があるため、建物の性能や暮らし方に合わせた慎重な検討が必要です。

 

全館空調の導入を検討する際は、北海道の気候に精通した施工会社へ相談することで、快適かつロスの少ない住環境が実現できます。

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3. 全館空調の種類と、当社おすすめエコブレス®の特徴

「全館空調」といっても、方式がいくつかあり、こちらの目次では、代表的な3つの種類と、当社が採用する「エコブレス®」の特徴をご紹介します。

 

■ 全館空調の主な種類3つ

・天井吹き出し型

天井の吹き出し口から空気を送り室温を調整する方式で、一般的な空調に近い構造です。

 

・床下冷暖房型

床下基礎部分に断熱を施し、床下の空間を“熱を蓄える層”として活用する方式です。床下からの輻射熱や空気の循環により家全体を温めるため、北海道のような寒冷地と相性の良い方式です。

 

・壁掛けエアコン型

一般的な壁掛けエアコン1台の熱をダクトで各部屋に送る方式です。導入コストを抑えられますが、建物の仕様によっては十分な性能が発揮できない場合もあります。

 

 

■建築舎が採用する「エコブレス®」の特徴

当社で採用している「エコブレス®」は床下冷暖房型の全館空調で、北海道の住環境に合わせて開発されたシステムです。

 

・温水暖房を利用した穏やかな暖かさ

床下に敷設したパイプに温水を循環させ、その熱で床下全体を温めます。熱は自然に家全体へ広がり、足元からじんわり伝わる穏やかな暖かさが特徴です。

 

・各部屋だけでなく、玄関にまでムラなく暖かい空気が届く設計

ガラリ(吹き出し口)や風道(空気の通り道)を建物の設計に合わせて配置し、家全体に熱が均一に行き渡るよう調整されています。寒くなりやすい廊下やトイレでも快適さを保ちやすく、北海道の住宅と非常に相性の良い方式です。

さらに、玄関も他の部屋と同じようにしっかり温まり、タイル自体も温かくなるため、雪で濡れたタイルも早く乾きます。寒い外から家に入った瞬間に感じる玄関の暖かさは、全館空調ならではの心地よさです。

 

・導入しやすいシンプルな仕組み

床下の熱を自然に循環させる仕組みは構造がシンプルで、メンテナンス性が高いという利点があります。一般的な全館空調に比べて運転音も静かで、日常生活の中でも快適に使える点が評価されています。

 

>> 北海道生まれの全館空調システム、エコブレス®についてもっと詳しく!!

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4. まとめ

今回は、全館空調の仕組み、エアコンとの違い、北海道でおすすめされる理由、そして代表的な種類とエコブレス®の特徴についてご紹介しました。

北海道の冬は寒さが厳しく、家の中の温度差が大きくなると、快適性だけでなく健康面のリスクも高まります。その点、全館空調は住宅全体を安定した温度に保つことで、ヒートショックの予防や暮らしの質の向上に大きく役立つシステムです。

 

家中どこにいても快適な温度が魅力のエコブレス®ですが、導入にあたっては、住宅の断熱性や気密性との相性が非常に重要になるため、十分な性能を確保したうえでの設計・施工が欠かせません。

 

株式会社 建築舎では、新築はもちろん、リノベーションにおいても全館空調システム「エコブレス®」の施工が可能です。高断熱・高気密の家づくりに強みを持つ当社ならではの技術で、北海道の気候に適した快適な住環境をご提案します。

家の中全体が冬でも安心して暮らせる住まいづくりをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

代表取締役

株式会社 建築舎 
代表取締役 杉山 聡

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