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スタッフ全員で気密測定の現場を見学してきました✨


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スタッフ全員で気密測定の現場を見学してきました✨

2022.07.02 |

こんにちは井上です😄

「高断熱高気密」と耳にされたことのある方も多いと思います。

高断熱はイメージしやすいですが「高気密」の重要性を皆さんはどのくらいご存じでしょうか?

いくら性能の良い断熱材を使って家を建てても気密性が低いと隙間風が多く

暖房費も冷房費もかかり、壁内結露も発生してしまいます。

 

 

 

今回はいつも弊社の気密測定をお願いしている有限会社タギ建築環境コンサルタントの

気密測定技能者 サデギアン タギさんによる気密測定の現場に

スタッフ全員で同席させてもらうことにしました。

タギさんの説明を皆、真剣に聞いています。

 

 

 

気密測定した物件は当社の篠路の新築物件です。

篠路新築物件の外観です

 

 

 

「気密」とは空気などの流れを遮断することをさす言葉です。

さらに高気密とは、部材同士の隙間を無くし、屋内外の空気の出入りを少なくした状態のことをさします。

「気密測定」とは住宅のスキマの面積を専用の機械を使って計算することです。

この計算によって割り出された気密性の値をC値と呼びます

C値は0に近いほど理想とされ、C値=1.0㎠/㎡を切るくらいの住宅であれば気密性が良い住宅とされています。

平成14年まで存在していた国のC値基準値は北海道でC値=2.0以下、その他の地域で5.0以下とされています。

C値=2.0とは200c㎡(はがき1.3枚相当)、C値=5.0とは500c㎡(はがき3.3枚相当)です。

 

 

タギさんによると

・気密検査が始まったのは昭和30年代から。

・当時の住宅は断熱材をいれていても、気密がしっかりしていないので水蒸気が壁の中に入り腐ってひどい状態だった。

・昔はビニールを貼り、防いでいたがそのせいで余計腐っていた。

・気密は省エネより腐らないことが目的。

だそうです。

 

 

 

気密測定の順番を説明します。

 

 

●換気口や窓の隙間、換気扇の隙間などを目張りします。

 

社長すごい!よく滑らないですね!

 

 

●測定器を窓に設置します(写真のように設置します)

測定器を窓に設置します

この測定器で室内の空気をすべて外にはきだして、
室内と室外の圧力差をはかります。
また同時にその風量をはかることで室内、
そして建物全体の正確な隙間の大きさやC値を出すことが可能です。

 

 

●風力測定

気密測定を行う前に外の風の強さ=風力をはかる必要があります。

基本的に測定を行う際には
風速:3m/s以下
でなければいけないという規定があります。
風力計を1分計って、その平均値が3m/s以下であれば測定が可能です。

 

●施錠確認をします。

 

●窓、ドアを施錠した上で測定します。

面積と空気を測定しています

 

 

 

建築舎の平均気密実績はC値=0.5以下で

家一軒に対して名刺サイズの隙間しか無い、ということになります!

弊社の気密実績はトップレベルを誇っており、気密測定技能者タギさんも絶賛の高気密です。

今回の気密測定値はなんとC値=0.21㎠/㎡でした

 

C値=0.21㎠/㎡ですね

 

 

 

 

建築舎の気密性がいかに素晴らしいか、を説明してくれているタギさん

 

 

 

気密測定には「中間気密測定(構造気密)」「完成気密測定(建物気密)」があります。

中間気密測定とはクロスやボードが張られる前、断熱気密層が完成した時点で測定する方法です。

完成気密測定はお施主様が入居される直前の気密性能を測定するものです。

弊社の気密測定は「完成気密測定」なので安心です🎵

 

 

 

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