ブログ

東苗穂新築誕生物語  第2章  熱くなるしかない


Blog

東苗穂新築誕生物語  第2章  熱くなるしかない

2023.10.02 |

寒くても現場は熱いはず~

こんにちは、増冨です!

今回は以前ご紹介した東苗穂新築誕生物語  第1章 に引き続き

第2章をお届けします。

第1章はコチラ

↓     ↓     ↓     ↓

東苗穂新築誕生物語  第1章 氷結の刻

 

************************************************************************

 

吹きすさぶ吹雪の中、ほぼ微動だにしない3人がそこに佇んでいました

 

もしかしたら、見つめる先に何かが起きたのかそれとも

 

寒くて猛吹雪なので動いていないのか分かりませんが、歴戦の猛者が屈する

とも思えず近づいてみましたら

 

C鉢主任 『今日は猛吹雪だから無理だね。明日にしますか😰・・』

 

H名主任 『ですよね~~😨・・』

 

私 『・・・・その方が良いと思います・・😂』

 

打合せの為に急いで移動してきた(気持ちだけは)だけに、少し予想外な

展開でしたが先ほどの不本意な転倒による腰の強打と、肌を突く寒さに

若干心が折れていた私は少し安堵の感じがありました😓

 

現場に対してのこだわりが強すぎる故に、自称『やりすぎ大工』と呼ばれる?

我々でも、悪天候には敵わないときもあります😞

 

この日はそんな日でした。

 

トイレを我慢していた私は、現場を離れ自分の車に向かう途中にまた、雪に隠れた

圧雪に滑って転びそうになった勢いで今度は〇らしそうになり、青ざめて縦線が

入ったような顔😱で近くのコンビニに緊急避難し、とりあえず危機を回避しました。🤕

 

皆さん、どんなに忙しくてもトイレだけは我慢するものではありませんよ(笑)

 

この日は、無事に事務所に戻り設計との打ち合わせを終え、翌日に行われた基礎工事

の打ち合わせもスムーズに終了しました✨

 

-------------------------------------------

 

幾度の悪天候や風物詩ともいえる寒気を跳ね除け、基礎の配筋工事が着々と進められて

いきます。

 

私はこの段階ではまだ、建築舎が初のスーパーウォールを手掛ける実感はあまり

感じないのですが、繰り返し設計図を見て湧いてくるイメージこそが、完成までの

励みになっていました。

 

基礎の配筋工事を終えて次は型枠工事となりますが、この時期は北海道ゆえの気候もあり、

雪が被る事を防ぐための『上屋』を事前に組んでいるため、狭いスペースの中で作業を

する工事人さん達の大変さがあります。

 

例えるなら障害物競走みたいなもの。

 

そんな感じでしたね。

 

上屋(上部を足場部材で組んだもの)で覆われた現場内

 

それから無事『配筋検査』等を終え、いよいよコンクリートの打設(流し込み)に入ります。

 

何故か私は、このコンクリートを流し込んでいく作業が昔から好きで、

ついつい手伝いたくなる時もあります🙂

 

私が、高校を卒業して人生初の現場に立った時に、当時の現場所長に

(今は現役を離れて隠居をして静かに暮らしている模様)コンクリートの

打設に関して色々と教え込まれました。

 

現場に対する想いが強すぎる現場所長で、『鬼川さん』と呼ばれる怖い所長さんでした。

 

コンクリート打設の日になると、

 

《回想シーンA》

 

鬼川さん 『コンクリートは、叩きが大事なんだよ~叩きが~~!!』

当時の私 『はい!・・叩くってどう叩くんですか?』

鬼川さん  『コンクリートに語るんだよ!・・とにかくしっかり叩くんだ!😡』

・・・etc・・・etc

当時の私 『はい!・・・・』

 

・・・と、強く現場の事を教えてもらっていた時の思い出が、コンクリートに対する

灌漑深さにつながっているのかもしれません。

 

※ちなみに、『叩き』とは流し込んだコンクリートが少しでも密になるように型枠を叩く事です。

 

一方、コンクリートを料理に例える現場所長もいました。

 

《回想シーンB》

 

当時の所長B 『料理でもそうだろ?・・材料の配合が合わないと良い味が全く出ないし、温度の扱いを間違うとやり直しがきかない事もある。念入りに施工をしないとジャンカ(コンクリートの中にある砂利が見えて隙間が出来る現象)も出来るみたいに見せられないような作品になる・・』

 

当時の私  『はい』

 

そのような内容を料理に置き換えての話が延々と・・etc・・・etc

 

うーーん。思い返してみると、先人の言葉がよく響きますね。当時も寒い時期で皆さん気持ちの熱さ🔥で跳ね除けてた感がありましたね。

 

この基礎という部分は確かに、住宅の本当の意味での『基礎』に当たる部分。

 

この根幹部分の強度が堅固なものでないと、『安心して永く住むこと』が出来ません

 

今までの現場での貴重な経験や『熱い想い』が、お客様への安心に繋がると実感する

瞬間(とき)こそ、この建築という仕事をする醍醐味ではないかと思います🙂

 

基礎のコンクリート打設状況

 

今は、私が現場で『叩き』をすることは無いですが、打設時は料理の具合を

確かめるように細かく状況をチェックして周ります。

 

 


 

コンクリートの打設も無事終え、今度は低い外気温からコンクリートを養生する為に、

『上屋』で囲った内部を、翌日までジェットヒーターで暖めておく作業があります。

 

巨大な扇風機のようなジェットヒーターで暖められた現場内が、この冷蔵庫より

はるかに寒い外の世界からはオアシスのよう?に感じました。😌

 

『・・・う~~ん。・・・あったかい・・しみる😊』

 

朝日を眺めるようにジェットヒーターを見つめていた私は、ふと思いました。

 

そういえば、もし夜中にヒーターが止まっていたら良くない・・確認しに行ったほうがいいかな・・・

現場好きなのはあるけど、ここでもまた『やりすぎ』が出てしまい結局現場の確認に向かって

しまうのでした。(笑)

 

※注釈

普段はこんな時間まで現場は動きませんので💦こんな時だけです🙂

 

 

 

To  Be   Continued

 

現在、弊社では

札幌市東区東苗穂にて

 

HEAT20 G3グレード

断熱性能 最高等級7

UA値0.2

C値0.1

スーパーウォール工法

全館空調(第2種換気システム+DI工法)

高性能床下調湿炭

 

トップクラスの性能を誇る

平屋モデルハウス完成見学会を開催中です!

ぜひ体験しにいらしてください♪

 

札幌市東区東苗穂平屋モデルハウス公開中!!

 

ページのトップへ戻る