建築舎のコラム
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平屋リノベーションのメリット・注意点とは?費用相場も解説
公開日:2024.05.22
更新日:2026.03.06
◇ 平屋リノベーションのメリット・注意点とは?費用相場も解説 ◇
近年、「平屋に住みたい」と考える方が増えています。
中古住宅を購入して平屋にリノベーションする、あるいは築年数の経った平屋住宅を改修して住み続けるなど、住まいづくりの選択肢として平屋リノベーションへの関心は年々高まっています。
階段のない暮らしや、庭とのつながりを感じられる住まいなど、平屋には多くの魅力がありますが、一方で、立地条件や採光、防犯面など、事前に知っておきたいポイントも少なくありません。
今回のコラムでは、平屋リノベーションを検討している方に向けて、メリットや注意点、費用相場について分かりやすく整理します。
これから平屋リノベーションを考えている方にとって、住まいづくりのヒントになれば幸いです。
目次
1. 平屋リノベーションのメリット5選
2. 平屋リノベーション、注意すべき点は?
3. 平屋リノベーションの相場はいくら? 費用目安について
4. 建築舎のリノベーションサービス『トワスム』
5. まとめ
1. 平屋リノベーションのメリット5選
階段のない生活動線や、自然とつながる住まいのつくりなど、日々の暮らしを快適にしてくれる特徴が多いのも平屋ならではの魅力です。
ここでは、平屋リノベーションを検討するうえで知っておきたい主なメリットを5つご紹介します。
① バリアフリー性と将来の暮らしやすさ
平屋の大きな特徴は、階段がないこと。
階段の上り下りがないため、小さなお子様がいるご家庭では転落事故の心配が少なくなり、ご高齢の方にとってもスムーズに移動できる、安心な住まいになります。
さらに、年齢を重ねた時の負担も少なく、ライフスタイルの変化にも対応しやすい点も平屋の魅力です。
子育て世代からシニア世代まで、長く快適に暮らし続けられる住まいとして、多くの方に選ばれています。
② 庭や外とのつながりを感じやすい
平屋は建物全体が地面に近いため、庭やテラスとのつながりを感じやすい住まいです。
大きな窓やウッドデッキを設けることで、室内と屋外がゆるやかにつながる開放的な空間をつくることも可能。
庭の緑を眺めながら過ごすリビングや、外に広がるテラス空間など、自然を身近に感じる暮らしを実現しやすい点も平屋の魅力のひとつです。
③ 間取りの自由度が高い
平屋は上階を支える必要がないため、構造的な制約が比較的少なく、間取りの自由度が高い傾向があります。
リビングを広く取ったり、回遊できる動線をつくったりと、暮らし方に合わせた空間を実現しやすい点も特徴です。
④ 耐震性を確保しやすい
平屋は建物の重心が低く、2階建て住宅と比べて揺れに強い構造のため、耐震性を確保しやすい点も安心材料のひとつ。
リノベーションの際に耐震補強を組み合わせることで、より安心して長く住み続けられる住まいづくりにつながります。
⑤ 家族の気配を感じやすい住まい
リビングでくつろぐ人、別の部屋で仕事や勉強をする人。
同じ家の中にいながら、それぞれが思い思いの時間を過ごせる距離感も、平屋の魅力のひとつです。
すべての空間が同じフロアにあるため、家族の気配を適度に感じやすいのも平屋の特徴。
リビングを中心に各部屋を配置することで、自然と家族が顔を合わせる機会も増えます。
2. 平屋リノベーション、注意すべき点は?
暮らしやすい住まいとして人気の平屋ですが、立地や周囲の環境によっては、採光や防犯などに影響が出る場合もあるため、計画する際には事前に確認しておきたい点と、意識しておきたいポイントがあります。
ここでは、平屋リノベーションを検討する際に知っておきたい主な注意点をご紹介します。
▪ 水害など立地のリスク
平屋はすべての生活空間が1階にあります。
そのため、浸水を伴うような水害が発生した場合、2階へ避難することができない点に注意しましょう。
河川や海の近く、低地などは浸水リスクが高くなるため、土地を検討する際には、自治体が公開しているハザードマップを確認し、災害リスクを把握しておくことが大切です。
▪ 周囲の建物と採光
平屋は建物の高さが低いため、隣接する住宅や木々などによって日当たりや風通しに影響が出ることがあります。
そのため、採光や視線の抜けを意識した窓の位置や間取りの設計が、快適な住環境づくりにつながります。
また、現在の環境だけでなく、将来的に隣地に建物が建つ可能性も考慮しておきましょう。
▪ 防犯とプライバシー
平屋ではすべての窓が1階部分にあるため、防犯面への配慮が欠かせません。
外から室内が見えにくい窓を採用する、防犯ガラスを使用する、センサーライトを設置するなどの対策を検討すると安心です。
また、平屋は生活音が伝わりやすいという点も気にしたい部分です。
家族構成や暮らし方を考えながら、間取りや壁材を工夫してプライバシーを確保したり、音が響きにくい構造にすることも大切です。
魅力の多い平屋リノベーションは、こうしたポイントを事前に確認しておくことで、より安心して暮らせる住まいづくりにつながります。
3. 平屋リノベーションの相場はいくら? 費用目安について
平屋リノベーションを検討する際、多くの方が気になるのが費用の目安です。
ただし、リノベーションの費用は建物の状態や工事内容によって大きく変わるため、一概にいくらとは言い切れません。
ここでは、平屋リノベーションの費用を考えるうえで知っておきたいポイントをご紹介します。
▪ リノベーションの規模によって費用は変わる
平屋リノベーションの費用は、工事の規模によって大きく変動します。
たとえば、内装の改修や設備の交換など部分的なリフォームであれば比較的費用を抑えることができます。
一方で、間取りの変更や構造部分の補強、外装の改修などを含む大規模なリノベーションになると、工事範囲が広がるため費用も高くなる傾向があります。
場合によっては、基礎や構造部分の補強が必要になることもあり、建物の状態によって工事内容が変わる点も理解しておきたいところです。
▪ 建材や設備のグレード
キッチンや浴室などの住宅設備は種類や機能によって価格差が大きく、使用する建材や設備のグレードも、費用に大きく影響します。
デザイン性や機能性を重視する場合は費用が高くなることもありますが、予算に合わせて素材や設備を選ぶことで、バランスの良いリノベーション計画を立てることが可能です。
▪ 平屋リノベーションの費用目安
一般的に、リノベーションの費用は1坪あたり数十万円程度(~百万円弱)がひとつの目安とされています。
ただし、建物の状態や工事内容、設備のグレードによって費用は大きく変わるため、あくまで参考程度に考えておきましょう。
専門のリフォーム会社や建築会社に相談することで、住まいの状況に合わせた現実的なリノベーション計画を立てることができます。
具体的な費用を知るためには、建物の状態を確認したうえでプランを作成し、見積りを取ることが大切です。
4. 建築舎のリノベーションサービス『トワスム』
平屋リノベーションを検討する際、「どこまでリノベーションできるのか」「費用はどのくらいになるのか」といった疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
実際に、建物の状態や構造によって可能な工事内容は変わるため、まずは住まいの状況をしっかり確認し、無理のない計画を立てることが大切になります。
建築舎では、既存住宅を活かしながら住まいの性能や快適性を高めるリノベーションサービスとして 「トワスム」 をご提案しています。
トワスムでは、間取りの見直しだけでなく、住宅の状態に合わせた構造補強や性能向上も含めて住まい全体を整えていくことを大切にしています。
例えば、次のような住まいづくりも可能です。
・2階建て住宅を平屋のような暮らしやすい間取りに再構成する(減築)
・古い住宅をフルスケルトンリノベーションで生まれ変わらせる
・気密や断熱性能を高め、快適な住環境を整える
中古住宅の購入を検討している方や、今住んでいる住宅を平屋のように暮らしやすい住まいへ変えたいと考えている方にとっても、リノベーションは有効な手段です。
住まいの状況やご希望に合わせて、無理のないリノベーション計画をご提案していますので、平屋リノベーションをご検討の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5. まとめ
平屋リノベーションは、階段のない暮らしや庭とのつながりなど、日常をより快適にしてくれる住まいの形のひとつ。
既存住宅を活かしながら間取りや性能を整えることで、今の暮らしに合った平屋の住まいを実現することも可能です。
住まいをより快適で過ごしやすい空間にしたいと考えている方にとって、住まいの可能性を広げる方法として、平屋リノベーションという選択肢を検討してみるのもよいのではないでしょうか。
建築舎では、既存住宅を活かしたリノベーションサービス「トワスム」を通して、住まいの状況やご希望に合わせた住まいづくりを行っています。
平屋リノベーションを検討されている方や、今の住まいをより暮らしやすく整えたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。






